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TradingViewを利用する際には無料プランか、3種類の有料プランを選択する必要があります。初めて利用する際はまず無料プランから始めるのが良いでしょう。
※2019年5月11日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年6月18日に再度公開しました。
それぞれのプランの価格
有料プランは『有料Proプラン』、『有料Pro+プラン』、『有料Premiumプラン』の中から選択することが可能で、契約期間は、月間と年間から選択できます。
毎月契約し直すのも良いですが、短期的に利益をあげるのは極めて難しいので1年の長期スパンで契約したほうがお得です。
無料プラン | PRO | PRO+ | PREMIUM | |
1年ごとに更新(1月あたり) | 無料 | $12.95 | $24.95 | $49.95 |
毎月更新 | 無料 | $14.95 | $29.95 | $59.95 |
それぞれのプランの機能
『無料プラン』、『有料Proプラン』、『有料Pro+プラン』、『有料Premiumプラン』の機能をそれぞれ一覧にまとめました。自分に必要な機能に合わせたプランを選ぶようにしましょう。
無料プラン | PRO | PRO+ | PREMIUM | |
①並べて表示可能なチャート数 | 1枚 | 2枚 | 4枚 | 8枚 |
②チャートレイアウトの保存 | 1件 | 5件 | 10件 | 無制限 |
③表示可能なウォッチリスト数 | 1件 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
④チャート毎のインジケーター表示数 | 3個 | 5個 | 10個 | 25個 |
⑤インジケーター上へのインジケーター機能 | 1 | 1 | 9 | 24 |
⑥同時にアクセス可能なデバイス数 | 1台 | 1台 | 2台 | 5台 |
⑦アラート登録数 | 1件 | 10件 | 30件 | 400件 |
⑧イントラデイススプレットチャート | × | × | ○ | ○ |
⑨シンボルのカスタム分析 | ○ | ○ | ○ | ○ |
⑩より多くのリアルタイムデータ購入オプション | × | ○ | ○ | ○ |
⑪高速データ更新 | × | ○ | ○ | ○ |
⑫2倍のチャートデータ | × | ○ | ○ | ○ |
⑬カスタムインジケーターのテンプレート | 1個 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
⑭スポンサー広告無し | × | ○ | ○ | ○ |
以下、それぞれの機能の説明です。
①並べて表示可能なチャート数
この機能はマルチタイム分析をする際に便利です。TradingViewの場合、最大8つの画面を1つのウィンドウに表示することができます。無料版では同時に1つ、PROで2つ、PRO+で4つ、PREMIUMで8つ見ることが可能です。
②チャートレイアウトの保存
TradingViewの『チャートレイアウト』機能は、MetaTraderの『組表示』機能と類似しています。TradingViewのチャートレイアウトは、インジケーターの設定や銘柄の表示位置などを保存して、次回から簡単に呼び戻すことができることが特徴です。
③表示可能なウォッチリスト数
特に動向に関心がある銘柄を登録しておくことができます。
④チャート毎のインジケーター表示数
表示できるインジケーターの数も無料プラン・Proプランでは個数が1桁と限定されます。
とはいえ、そこまで個数が必要なものでもないのでProの5個程度で十分でしょう。
⑤インジケーター上へのインジケーター機能
ATRのMAなど重ねて表示します。
⑥同時にアクセス可能なデバイス数
TradingViewはブラウザベースの為、インターネットに接続可能な電子機器を持っていれば複数の機器で同じチャートを同時に閲覧することが可能です。
自宅ではPC、出先ではスマートフォンといったように異なるデバイスで確認したければ、2つ以上で同時に閲覧できるようにしておくと、その都度切り替える必要がないので便利です。
⑦アラート登録数
TradingViewには『アラート登録』という非常に便利な機能が付いています。この機能を使うと『トレンドラインが上抜いたら』や、『短期の移動平均線が中期の移動平均線とクロスしたら』などの条件を設定すると、その条件を満たしたときにメールやSMS経由で通知が届きます。
1度設定してしまえば、変更するまでその条件が満たされる度に通知が届きます。
短所としては、各銘柄1つの条件を設定するのに登録件数を1件消費してしまうので、3つの銘柄で4件ずつ条件を設定しておくと合計で12件分消費してしまいまうことです。多くの銘柄でトレードをしようとすると圧倒的に足りなくなってしまいます。
⑧イントラデイススプレッドチャート
銘柄に数式を利用して特殊分析が可能です。
⑨シンボルのカスタム分析
2、8、16分足など表示します。
⑩より多くのリアルタイムデータ購入オプション
NASDAQ 毎月$2
東京証券・TOPIX 毎月$2
以上を始めとする世界50以上の取引所で、毎月それぞれのリアルタイムデータを確認することが可能です。
⑪高速データ更新
毎秒以上のデータ更新が可能(有料版のみ)
⑫2倍のチャートデータ
過去データの表示(有料版のみ可能)
⑬インジケーターのテンプレート
無料版以外は無制限
⑭スポンサー広告無し
無料版以外は広告が表示されません。
結論
無料版も便利ですが、いくつかの不便が生じるでしょう。
使い込むならPremium、よほど使いこむ訳ではないのならProかPro+がオススメです。