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TradingView(トレーディングビュー)チャートにインジケーターを表示させよう

TradingView(トレーディングビュー)チャートにインジケーターを表示させよう

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仮想通貨トレード分析にTradingView(トレーディングビュー)インジケーターを活用しよう

仮想通貨トレードを効率的に行うためには、インジケーターを活用してマーケットのサインを読み取る必要があります。

今回は、Trading View(トレーディングビュー)の中でのインジケーターの表示から操作方法までをわかりやすく解説します。インジケーターの様々な機能を使いこなして自分にぴったりの方法を見つけてください。

移動平均線から時間別出来高まで!インジケーターを選択して追加しよう

Trading View(トレーディングビュー)には現在計100もの多様なインジケーターが用意されています。

基本の標準移動平均線、EMA、ボリンジャーバンド、MACD、のほか一目均衡表や時間別出来高も確認することができます。

ただ、インジケーター名が英語からの日本語直訳で表示されており、分かりにくいものが数個ありますので、ここでチェックしておきましょう。

Trading View(トレーディングビュー)上で「一目雲」=「一目均衡表」(Ichimoku cloud)

TradingView上で「指数移動平均」=「指数平滑移動平均」(Exponentially smoothed moving average)EMAのことです。

Trading View(トレーディングビュー)上で「移動平均線」=「単純移動平均線(Simple Moving Average)」SMAのことです。

インジケーターを選択、チャートに表示させる

さて、ここから実際にTradingview(トレーディングビュー)を操作してインジケーターをチャートに表示させてみましょう。

ステップ1

画面左側上部の折れ線グラフモチーフ[インジケーター&ストラテジー]ボタンをクリックします。

ステップ2

[内蔵]をクリックし、右側に表示される一覧からインジケーターを選択します。

選択した分だけインジケーターが追加表示される仕組みになっていますが、契約プランによってインジケーターの表示上限が定められています

無料 PRO PRO+ PREMIUM
インジケーター表示上限数 3個 5個 10個 25個

無料プランと有料プランの違いについて詳しくはこちらをご覧ください。

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さらに、左上の検索窓から、直接インジケーターを検索することもできます。日本語も英語も対応しています。

ステップ3

×ボタンで閉じると、自分のプランの表示上限内であれば、選択したインジケーターが表示されていることが確認できます。

お気に入りに追加する

自分がよく使うインジケーターはすぐに出したいですよね。そんな時は、インジケーターをお気に入りに追加しておきましょう。

ステップ1

インジケーター名にカーソルを合わせると、左側に☆[お気に入りに追加]ボタンが表示されます。

ボタンをクリックすると、☆マークに色がつきます。

ステップ2

インジケーター名左側[お気に入り]項目をクリックすると、選択したインジケーターが追加されていることが確認できます。

表示したインジケーターを操作してみよう

選択したインジケーターの期間やソースと合わせて、色や位置なども自分好みに変えることができます。

インジケーターの設定変更

ステップ1

チャート左上インジケータ名の右側にある歯車[設定]のボタンをクリックします。

ステップ2

[入力]画面にて、インジケーターの[期間][ソース](計算のベースになる価格。終値以外も選択できます。)、[オフセット](移動平均線のシフト)などを変更できます。インジケーターの種類によって項目は変わります。

ステップ3

[スタイル]画面では、線のカラー・太さ・線の種類などを変更できます。完了したら[OK]を押します。

インジケーターを移動させる

インジケーターの中には、移動平均線やボリンジャーバンドのようにローソク足と一緒に表示されるものに加え、MACDやRSIなどデフォルトではチャート下の別ウィンドウの中に表示されるものもあります。

別ウィンドウの大きさや位置は自分の見やすいようにカスタマイズ可能です。ここでは、チャートとインジケーターの位置の入れ替え方法について説明します。

ステップ1

ウィンドウが分かれるタイプのインジケーターは、デフォルトではチャートの下に表示されます。

下ウィンドウの右上にカーソルを移動させると、↑[上に移動]ボタンが表示されます。

クリックすると、ウィンドウの順番が上下入れ替わります。

今度はチャートが下になりましたね。

ステップ2

移動ボタンは常に下ウィンドウに表示されます。この状態で再び↑[上に移動]ボタンをクリックすると、チャートが上に戻ります。

インジケーターの大きさ変更

今度は、チャートとインジケーターの大きさ配分を変えてみましょう。

ステップ1

ウィンドウの境界をクリックすると矢印が表示されます。そのまま上下にドラッグしてチャートとインジケーター、2つのウィンドウの大きさを調整します。

ステップ2

さらに、2つのウィンドウのうち片方だけを拡大表示させたい場合、そのチャートをダブルクリックします。再度ダブルクリックすると戻ります。

複数のインジケーターを重ねて表示する時は

複数のインジケーターを重ねて表示する場合、重ね方を設定することができます。

ステップ1

サブウィンドウ左上のインジケーター名をクリックし、メニューを表示します。

ステップ2

[表示の並び順]をクリックして、インジケーターの重ねる方向を[最上面へ移動][一つ下に移動][一つ上に移動][最背面へ移動]から選択します。

複数のインジケーターを重ねないで表示する場合は

以下のような、デフォルトでローソク足と一緒に表示される移動平均線やボリンジャーバンドも、ウィンドウを分けて表示することができます。

ステップ1

サブウィンドウ左上のインジケーター名をクリックし、メニューを表示します。

ステップ2

[移動する]をクリックして、[一つ上の新規チャート画面に表示][一つ下の新規チャート画面に表示]から選択します。

チャートが別々のウィンドウで表示されました。

不要なインジケーターを削除したい時は

無料プランだと、表示できるインジケーターは3つまでと制限が大きく、さらにインジケーターを表示し過ぎると逆に混乱する可能性もあります。

不要なインジケーターの削除方法も見ておきましょう。

ステップ1

チャート左上インジケータ名の右側にある×[削除]ボタンをクリックすると、インジケーターを削除できます。

ステップ2

インジケーターを削除するのではなく、一時的に非表示にするという便利な機能もあります。
一時的にインジケーターを表示させないようにするにするには、👁[表示/ 非表示]ボタンをクリックします。

再び表示させるには、もう一度👁[表示/ 非表示]ボタンをクリックします。

まとめ

Tradingview(トレーディングビュー)のインジケーター操作はテクニカル分析には欠かせません。初めての方は戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れてしまえば難しいことはないので、自分に合ったインジケーターを使いこなしてみてください。

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