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BitPay(ビットペイ)をご存知でしょうか?
ビットコインで支払いをする際に便利なツールですが、ただのウォレットではありません。
2011年に米アトランタで立ち上がった会社で、当時は164か国で20000を超えるクライアントベースの支払い処理プラットフォームとしては先駆的ポジションにいました。
どんな通貨でもビットコインやその他のデジタル通貨に相互変換が可能なのでいつでも必要な通貨が手に入るのが魅力ですが、手数料がプランによって様々で無料から3000ドルかかります。
BitLicenseの取得で、米国内でさらなる仮想通貨ビジネス拡大のチャンス
この度、BitPayはニューヨークで金融庁(NYDFS)のお墨付きを得て、BitLicenseを取得しました。
これで米国内の顧客や企業とのビジネスが可能になります。
さらには、ニューヨークに拠点をおく業者はBitPayを使えば、BTCやBCHでの買い物が世界中のユーザーに可能に出来るわけです。
NYDFSは仮想通貨事業活動のルールを管理しており、ライセンスを与える前にBitPayのAML(アンチマネーロンダリング)KYC(顧客確認)、詐欺防止、資産計上やサイバーセキュリティポリシーなどを調査しました。
「ニューヨーク州は仮想通貨業界では最も厳しいポリシーのひとつですし、我々は、そのライセンスを取得して承認を得て運営していくことが重要でした。今回、ニューヨーク州は我々に大きなチャンスを与えてくれたことに、ほっとしています。」と、CEOは話します。
このようにNYDFSからBitLicenseを与えられたのは、bitFlyer USAやCoinbaseなどが日本ではなじみがありますが、BitPayは8番目となります。
最近では、ChiapAirからコインベースに代わってウォレットの代替オプションとして提案されたり、韓国の最大仮想通貨取引所Bithumbと提携しました。
BitPayは銀行ベースの送金方法よりも迅速かつ安価であることにお墨付を得てますますのビジネス展開に意欲的です。
参考サイト:
“https://cointelegraph.com/news/bitpay-receives-bitlicense-from-new-york-department-of-financial-services”