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仮想通貨で支払いができるデビットカードを作ろうとするプロジェクトのTenXが、銀行識別番号を取得したとツイッターで発表しました。
また、この発表を受けてか、TenXのトークンであるPAYの価格は大きく上昇しました。
発表前に約0.5ドルであった価格は最大で約0.9ドルまで上昇し、約80%の上昇となりましたが、現在は少し落ち着き、0.7ドル台を推移しています。
デビットカード独自発行でTenXプロジェクトの前進に期待高まる
TenXは以前、WavecrestというVISAカードの発行体と契約し、欧州向けにカードを発行していましたが、今年1月にWavecrestがVISAライセンスを失ったことで、TenXカードも使用不可能になっていました。
仮想通貨デビットカードのプロジェクトは他にもいくつかありますが、実際にデビットカードを発行することができていたのはTenXだけであり、そのTenXカードも使用不可能になったことで仮想通貨デビットカードは一切存在しないことになってしまっていたのです。
その後はTenXにも進展がなく、TenXにデビットカード発行の申し込みをした人はただ待ち続けるしかないという状況でした。
しかし、TenXが銀行識別番号を取得したことで、他の発行体に頼ることなく、TenXが独自にデビットカードを発行できるようになると期待されています。
また、これにより、TenXのウォレットに法定通貨を追加できるようにもなるため、カードが発行されればTenXプロジェクトは大きく前進することでしょう。
参考サイト:
http://fxsear.ch/tenx-card-issued-by-wavecrest-is-no-longer-available/