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去年のピーク時には毎日5万人のユーザー登録を享受していたとCoinbaseのCEOがBloombergのインタビューで主張していたことに反応して、BitcoinウォレットのBlockchainのCEO兼共同設立者のPeter Smith氏はツイッターで同様に主張しました。
ただし、ビットコインの景気が良い時ではなく、低迷期の現在で同じ数字だと強調しています。
同様に、Coinbaseがそれらの数のユーザーをもって様々な経済的社会貢献をもたらしたと自賛したことに対して、Blockcahinが迎えた同数のユーザーにも仮想通貨の使用体験など予期せぬあらなた使用例をもたらしていることを喜んでいる、とコメントしています。
仮想通貨市場と社会に本当に貢献しているのはどっち?
このコメントを見た人たちが感じるのは、Coinbaseが明らかに、仮想通貨による投機目的であって実用目的ではない人々を取り入れてきたことで、Blockchainが目的としていることとは違う、という印象かもしれません。
言い換えれば、Smith氏は、取引や投資に比重を置いたCoinbaseのモデルは必ずしも長期的な仮想通貨の採用を助けているものではなく、仮想通貨業界の低迷の一因となっている可能性があることを示唆しています。
Blockchainは、最も信頼できる仮想通貨企業と自称しています。
Smith氏のコメントは、検証が困難ではあるものの、最近2500万ウォレットの布石を達成した同社のアグレッシブな成長の考え方に沿ったものではあります。
二つのマーケット征服を視野に入れたBlockchainウォレット
2017年にGoogleが率いたSeriesBファンドを4000万ドルもの成功裡に収めて以来、BlockchainのBitcoinウォレットでユーザーができる事は、送金、受領、取引や保管などで、完全にCoinbaseの競合領域を抑えており、これまでのところそれ以上にも見えます。
Virgin UKトップテンの最も破壊的な企業にリストアップされたとたんに、Blockchainは仮想通貨小売および投資の両マーケット征服を描いています。
以前も報道されたように、Blockchain Principal Starategies (BPS)なる機関投資家向けの製品を発売しました。
これは、仮想通貨業界での寄付金や年金、ヘッジファンドやミューチュアルファンドへの感心が高まっている中、マーケットへのカスタマイズされたアクセスを機関や家族オフィスへ提供するものです。
小売面では、こちらもまたSegwitの導入やバイトごと1Satoshiに料金を割り当てることができる先駆的なトランザクション料金見積もりプログラムの導入など最も重要な動きの最先端にあります。
Blockchainは様々な機能と実用的な使用例を世に送り出していると自身をみなぎらせている頼もしい企業である印象を受けます。
今後の展開にも注目したいですね。
参考サイト:
“https://www.ccn.com/bitcoin-wallet-blockchain-says-its-adding-50k-users-per-day/”
“https://blog.blockchain.com/2018/06/28/blockchain-launches-institutional-product-blockchain-principal-strategies/”