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ビットコインテクニカル分析
2月末のBTCの相場は上昇後の急落となり、予測が困難な変動となりました。
2月24日の暴落
bitFlyerのBYC/JPY現物の4時間足のチャートになります。
3月24日に上昇後、暴落していることが分かります。
この価格推移で利益を狙うことは非常に難しいです。
レンジブレイクに乗ってしまうことは仕方がありません。
このような展開にも備えたエントリーをする必要があるということが今回の教訓として得られました。
トレンドフォローの場合、エントリー後に損切(逆指値注文)を設定することはもちろんのこと、トレーディングストップなどを使えば、今回の難を逃れることが出来たでしょう。
逆に、急落に乗れれば利益が出せたのではと考えがちですが、この時の値動きのスピードは非常に早く、相場の急変は注文は通りにくくなるので、リスクが高いトレードでオススメは出来ません。
BTCFXのみに見える長いヒゲ
先程は現物のチャートを見ていただきました。
次はFXのチャートを見ていきましょう。
現物のチャートで確認出来なかった、長いヒゲがところどころに見られます。
長いもので6万円以上の長さを持つヒゲです。
これは思わぬ急落に指値や逆指値注文が大量に引っかかったことが考えられます。
FXをと現物のチャートを見比べれば、長いヒゲに惑わされないようになるでしょう。
シンプソンズチャート
シンプソンズチャートとはアメリカのアニメ「シンプソンズ」に出てくるのキャラクターの頭のような価格変動することを指します。
全く動かないレンジからの急騰、急落後に元のレンジの価格まで戻ってくるというものです。
シンプソンズ家の長男、バーソロミュー・ジョジョ・シンプソンズの髪型に似ていることが由来します。(手前男児)
1月のシンプソンズ
2019年1月のBTCチャートになります。
シンプソンズチャートがいくつか見受けられます。
これを利用して急騰後のレンジ中に急落に備えたエントリーをする人も多かったようです。
相場に合わせた対応を取るのであれば、1月はこのシンプソンズに対する手法が有効だった月だと思われます。
2月のシンプソンズ
シンプソンズの兆候はありますが、どれも不発に終わっています。
レンジ後に大幅な価格変動という特性は今後も続くと考えられますが、シンプソンズチャートを今後期待することは控えた方が良さそうです。
時間足を変えてみる
ここまでは4時間足でチャートを見てきましたが、日足で2月末の動きを見てみましょう。
日足で相場を分析
2月後半に見られた上昇から急落する動きでしたが、日足で俯瞰すると12月頃から続くレンジの範囲内です。
日足では360,000円~470,000円代のレンジです。
トレンドフォローをするときも逆張りをする時でも、このレンジの上端、下端のラインを意識してトレードするとよいでしょう。
まとめ
3月第1週のBTC相場分析として、2月を振り返って見るとレンジと急上昇のアップトレンドからの急落、そしてレンジという相場展開となりました。
1,2月前半に比べて2月後半はBTCの取引量も増えてきています。
ビットコイン停滞期を脱する予兆でしょうか。
3月も予期せぬ変動に対応出来るように、許容するリスクをしっかりと決め手相場に臨みましょう。