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やさしい仮想通貨チャート分析ビットコイン(BTC)2019.03.05

2019.03.05

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チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。

2019年3月5日現在、ビットコインの価格は414000円前後を推移しています。
2月24日ごろに起こった急落のあと、410000円~430000円の間のレンジになっています。しかし、俯瞰してみると2月に入ってからのアップトレンドが現在も継続中であることが分かります。レンジを上に抜けたときは大きく価格が上昇する可能性が高いので、期待しましょう。
TradingViewより、bitflyerのBTC/JPYのチャートを見てみましょう。

①日足で全体を俯瞰してみる

3月5日10時 BTC/JPY 日足

1月中は価格が下がり気味で、一時30万円台に下がりました。しかし、2月に入ってからはアップトレンドで、価格を40万円台に戻しました。現在もアップトレンドは継続していると言えます。
この動きをわかりやすくするため、移動平均線を引いてみましょう。

②移動平均線を引いてみる

3月5日10時 BTC/JPY 日足

移動平均線を3本引いてみました。
①5日移動平均線(黄色)
②25日移動平均線(水色)
③75日移動平均線(紫色)
それぞれ、短期、中期、長期を表す移動平均線です。

1月までは、移動平均線が全体的に下向きでした。しかし、2月に入ってからは何度かの大きな上昇で短期、中期の移動平均線が上向き、ゴールデンクロスが生じています。これ以降も価格の上昇が期待できそうです。

③4時間足でより詳しく見てみる

3月5日10時 BTC/JPY 4時間足

4時間足でより詳しく見てみましょう。
日足ではアップトレンド中でしたが、4時間足で見ると2月24日の急落のあと、レンジに突入しているようです。また、4時間足では短期の移動平均線が長期の移動平均線を下抜けるデッドクロスが起きています。

④サポートラインとレジスタンスラインを引いてみる

3月5日10時 BTC/JPY 4時間足

2月24日の急落のあとのレンジの上限と下限(430000円~413000円)に線を引いてみました。430000円の線は赤く丸を付けたところでサポレジ転換を起こしています。この線は意識されるため、レンジブレイクを待って順張りするのがよさそうです。レンジ中は静観するのがおすすめです。

まとめ

現在は、日足で俯瞰すると2月中盤からのアップトレンド、4時間足ではレンジ(430000円~413000円)といえそうです。大きな流れではアップトレンドなため、レンジを上に抜けたときは直近高値の46万円を超えて50万まで見えます。逆に下に抜けたときは40万円付近まで下落しそうです。現状は、上に抜けることを期待しつつレンジブレイクを待つのがよさそうです。
皆さんも、今回ご紹介したような手法を使って、チャートを分析してみてください。

※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、
投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。

記事内のチャートはすべてTradingViewを使用しています。

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