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チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。
2019年3月14日現在、ビットコインの価格は429,000円前後を推移しています。
2月24日ごろに起こった急落のあと、410,000円~439,000円のレンジになっています。3月5日のチャート分析ではアップトレンドが継続していると書きましたが、今週の値動きを見ると一旦レンジに入った可能性が高いです。意識されるであろう価格を知った上で、レンジブレイクを待ち、順張りするのが無難と言えます。
TradingViewより、bitflyerのBTC/JPYのチャートを見てみましょう。
① 日足で全体を俯瞰してみる
3月14日11時 BTC/JPY 日足
2月の中頃、何度か大きく価格が上昇し、アップトレンドであったと言えます。しかし、24日の急落でアップトレンドは終了し、現在はレンジ相場に入ったとみられます。
この動きをわかりやすくするため、移動平均線を引いてみましょう。
② 移動平均線を引いてみる
3月14日11時 BTC/JPY 日足
移動平均線を3本引いてみました。
①5日移動平均線(黄色)
②25日移動平均線(水色)
③75日移動平均線(紫色)
それぞれ、短期、中期、長期を表す移動平均線です。
2月に入るまでは、いずれの移動平均線も全体的に下向きで価格も下がり気味でした。しかし、2月のアップトレンドで短期の移動平均線が中・長期の移動平均線を上抜けるゴールデンクロスが出ました。この点では、価格が上がりそうと言えます。
③ 4時間足で見てみる
3月14日11時 BTC/JPY 4時間足
4時間足でより詳しく見てみましょう。
4時間足でみても日足同様レンジ相場であることが分かります。3月6日頃にゴールデンクロスが起こるも価格は上昇することはなく横ばいが続いています。
④ サポートラインとレジスタンスラインを引いてみた。
3月14日11時 BTC/JPY 4時間足
レンジの下限と上限の413,000円と439,000円とその中間あたりの426,000円にそれぞれオレンジの線を引きました。こうすると2月24日から3月6日は413,000円~426,000円のレンジ、3月6日からは426,000円~439,000円のレンジとみることができそうです。そのことから、426,000円~439,000円のレンジが継続する、価格が下落し413,000円~426,000円の1段下のレンジに突入する、439,000円を上に抜けて値段が大きく上昇する、の三択のいずれかが起こる可能性が高いと思います。この三択を頭に入れつつ、レンジブレイクを待つのが良いでしょう。
まとめ
2月中頃のアップトレンドは一旦終了し、現在は413,000円~439,000円のレンジに入っています。4時間足で見たとき、413,000円、426,000円、439,000円あたりが意識されそうな価格であることがわかりました。この3本の線を抜けるかどうかに注目してトレードをするのが良いでしょう。
皆さんも、今回ご紹介したような手法を使って、チャートを分析してみてください。
※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、
投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。
記事内のチャートはすべてTradingViewを使用しています。