やさしい仮想通貨チャート分析ビットコイン(BTC)2019.04.26
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チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。
2019年4月26日現在、ビットコインの価格は588,000円前後を推移しています。
3月からのアップトレンドで、60万円台にまで価格を上げていたビットコインですが、4月26日早朝の暴落により、トレンドの継続が怪しくなってきました。60万円のラインを再び超えるのか反発するのか見極めてエントリーするのが無難です。
TradingViewより、bitflyerのBTC/JPYのチャートを見てみましょう。
① 日足で全体を俯瞰してみる
4月26日12時 BTC/JPY 日足
3月は緩やかな上昇と、4月前半の急騰で40万円台から60万円付近まで価格を上げました。高値と安値が切り上がっておりアップトレンドであると言えます。しかし、4月26日早朝の暴落でトレンドが終了した可能性もあります。
この動きをわかりやすくするため、移動平均線を引いてみましょう。
② 移動平均線を引いてみる
4月26日12時 BTC/JPY 日足
移動平均線を3本引いてみました。
①5日移動平均線(黄色)
②25日移動平均線(水色)
③75日移動平均線(紫色)
それぞれ、短期、中期、長期を表す移動平均線です。
2月の中盤に短期の移動平均線が中・長期の移動平均線を上抜けるゴールデンクロスが出ました。その後、価格は上昇しすべての移動平均線が上向いています。この点では、価格が上がりそうと言えます。
③ 4時間足で見てみる
4月26日12時 BTC/JPY 4時間足
4時間足でより詳しく見てみましょう。
4時間足でみても日足同様アップトレンドであったことが分かります。しかし、4月26日早朝の暴落により、直近の安値を下回りました。それにより現在、アップトレンドは終了したと判断できます。
④ サポートラインとレジスタンスラインを引いてみた。
4月26日12時 BTC/JPY 4時間足
1BTCあたり60万円の部分に青線を引きました。多くの人が意識している価格です。再びこのラインを超えることがあれば大きく価格が上がりそうです。逆にこの線で下に戻ったり、その線付近まで価格が上がらなかったときはレンジ相場やダウントレンドになることが予想されます。
まとめ
3月からのアップトレンドでビットコインは価格を大きく上げました。しかし、4月26日早朝の暴落により、4時間足ではアップトレンド終了、日足では微妙なところです。ビットコインが価格を上げ、再び60万円を超えたときはロング、それ以外の場合は、トレンドを見極めるために静観するのが良いでしょう。
※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、
投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。
記事内のチャートはすべてTradingViewを使用しています。