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Bitcoin長引く下落傾向に朗報か?!休眠アドレスから送信された66,233BTC

2018.12.05
Bitcoin長引く下落傾向に朗報か?!休眠アドレスから送信された66,233BTC

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これまでも何度か話題になるビットコイン・クジラですが、これが動く時、価格が大きく動くとささやかれています。
3日の夜、それが起きたようです。

2014年以来使われていないアドレスから$257,000,000相当の多額な66,233BTCが送信されたようです。そのアドレスはトップ20位の富豪Bitcoinアドレスのひとつです。

動いたのはどのBTCクジラか。まだ下がるのか、安定に動くのか。

ただその送信先が今のところ不明です。
このような巨額のBTCが投げ込まれれば、いとも簡単にものすごい価格下落を引き起こす可能性があるので、(4日現在の価格が大きく動いていないところを見ると、)OTCアドレスの可能性が高いようです。

また、この送信額はBinanceの一日の取引額$205,000,000をも上回るものです。ちなみに、Bitfinexで$155,000,000でした。

たったの$43の手数料で完了しているということも特筆すべき点ですが、これらのトランザクションが多くのSegWitアドレスへ分配されているということから、追跡を難しくしているようです。

ただ、送金先がOTCマーケットの場合は、取引所など二次市場には大きな影響はないはずです。

可能性の低いシナリオとしては、この送金先が取引所である場合は、Bitcoin価格が上下して状況は悪化するでしょう。
価格操作である場合は$3,000まで落ちることもあります。

売り手としては、特に、このような額を売る売り手は、売値の平均販売価格を最大化して、価格を調整しないように常に心にとめてください。

大きな価格下落を起こす可能性のあるクジラですが、以前にも投稿した記事(下記おすすめ記事)ではむしろ価格安定の役割をしているという調査結果もありました。
ここで価格が安定して下落傾向を食い止めてくれるのかもしれません。

参考サイト:
“https://cryptopotato.com/breaking-whale-alert-257-million-btc-were-sent-from-an-inactive-address/”
”https://ja-info.quoinex.com/glossary/over-the-counter/”

【こちらの記事もおすすめです】

Bitcoinのボラティリティは、実はビットコインクジラのせいではない、という調査結果

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