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Bitcoinネットワークは95%の渋滞に達するも、手数料は変わらず。去年とは違う?

2018.10.27
Bitcoinネットワークは95%の渋滞に達するも、手数料は変わらず。去年とは違う?

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今年の仮想通貨市場では、ビットコインの価格は既に70%もの下落となっていますが、Bitcoinネットワークは実は静かにその規模を拡大しています。
最近、Bitcoinネットワークの輻輳(ふくそう)は95%に達しましたが、ビットコインのトランザクション手数料は少しも上昇せず、たとえ1億9400万ドルも取引したとしても手数料は0.1ドルほど、と変化しませんでした。
これは、昨年の85%に達した輻輳と今年の95%を比較して、昨年のレベルよりも低く手数料がわずかな額に抑えられていることを示しているといいます。

今年のBitcoinと去年のBitcoinは違う- プロトコルは静かに改善されている

この仮想通貨市場の低迷期に、ビットコインのブロックは誰にも気づかれずに95%を裕に上回ってピークに達し、手数料と承認時間は名目上のままわずかな金額で変わりない、と人気の仮想通貨アナリストWilly Woo氏がツイッターでコメントしました。

Bitcoinネットワークは95%の渋滞に達するも、手数料は変わらず。去年とは違う?

Blockchain Councilによると1MBブロックはおおよそ2000件のトランザクションに匹敵するといいます。
しかしブロックごとの平均的な取引量はそれより下回っています。

Segwit(セグウィット)を採用したことによりブロックの許容量を拡大したのだということです。

BitcoinネットワークのキャパシティはまだまだVisaのTPSには及ばないが

Bitcoinブロックチェーンのキャパシティは毎秒7件ほどのトランザクション(TPS) 処理で、Visaネットワークが処理できる何万件ものTPSに比べたらほど遠いのですが、アメリカのベンチャーキャピタルAndressen Horowitz社のKatie Haun氏は、

「(我々がみているBitcoinネットワークは言ってみればまだ)ダイアルアップ時代なのです。プログラム可能なお金をスケールアップするまでのアーキテクチャはまだ出来ていないのです。」
と、これからまだまだ進化していくことを予見しているようです。
また、現在の弱気市場は仮想通貨の価格修正機であって、今後の成長は明白であり機関マネーの投入が現実になる、とも述べています。

この2年以内にBitcoinブロックの報酬は12.5BTCから6.25BTCに半減するとされていますので、ますますマイニングプロセスによる手数料への関心が高まるでしょう。

そしてGalaxy DigitalのMichael Novogratz氏が予測している機関投資家の巨額投資がきっかけでBitcoin価格が上がるという時期が来年の第一四半期後期頃ということで、そのころがまたBitcoinネットワークの試練となるでしょう。

Bitcoinはサトシ・ナカモトの描いたビジョンに近づいている

一方でHaun氏が金のように指摘しています。
「Bitcoinは良質な価値の貯蔵所なのです。というのも分配が用意で、メンテナンスが多く必要ない、改ざんが難しいのですから。それにこのままスケーラビリティを増やしていけばBitcoinはサトシ・ナカモトの立てた、ピアツーピア電子キャッシュシステムというビジョンに近づいていくのです。」

なかなか価格の上がらないビットコインを取り巻き、著名な投資家やアナリストが様々な見方をしていますが、価格変動だけにとらわれずに、むしろ、このマーケットが静かな時期に、サトシ・ナカモトが目指す健全なシステムを作り上げていこうと開発者たちが努力している姿が垣間見えた気がします。

参考サイト:
“https://www.ccn.com/bitcoin-network-congestion-reaches-95-but-fees-hold-steady/”

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