下がるリスクは依然残るも、BTCの下落に当面の落ち着きがみられる
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BTCマーケットは弱気な波が押し寄せて一時は3,700ドルあたりまで下がりはしたものの、盛り返しながらも上下運動を繰り返して現在は、$4,100-4,200辺りで推移しています。
BTC下落の壁は$3,550、突破したら$3,000へ下がり続ける恐れも
BullBear Analyticsのアナリストによるテクニカル分析によれば、中長期的な観点では弱気になる動きはないが、長期的な価格は$3,550を上回るあたりでとどまる可能性があると見ています。
そして$4,800-5,200までのラリーへの確率は高まるだろうと、先週にも述べています。
尚可能性として、もし、$3,550の壁を破ってしまった場合は、$3,000に至るのも早いだろうと分析しています。
アジアから強気の動きで下支え
アジアでのセッションが$3,900(43万円ほど)を超えたあたりから、少し強気の気配が見えてきたと指摘しており、日本でも以下のチャートが示すように、今月に入って一定のサポートラインに支えられている動きを見せています。
日本でも50万円台を目指して迫った日もありますが届かず、12月に入って42万円台に落ち着いています。
(参考:TradingViewによるBTC/JPYチャート)
しかし、BulleBearのマーケットコメントによると、相場が依然として低迷しているなか、弱気なSMAが抵抗し続けているので、すぐに期待できる動きになることはないかもしれないと見ています。
概して、弱気な相場がまた戻ってくるにしても$4,000-4,100辺り、さらに$3,550の領域に強いサポートがあって下支えするなら、$3,700-4,100辺りを刻み続けると思われる、としています。
$3,000台の中盤から後半の価格で十分な買いが生まれるかが、ベア相場が続くかどうかの焦点になりそうです。
しかしながら、果たして現在のチャートやネットワークの状態を考えた際に、いつまでこの攻防が続くのかは不明であり、楽観的な見方は難しいでしょう。
ブル相場への回復には今後半年から8か月間冬眠か
マイナーのデス・スパイラルや価格2桁説の話を考えるとゾッとしますが、このベア慣れしたマーケットを治療するには強気市場(ブル相場)への確かな基盤を作る必要があると忠告しています。
さらに、この先、強気市場へ回復するには6か月から8か月の長い冬を越さなければならないだろうと、準備を促しています。
価格低迷で下落を見る日々の中、仮想通貨の冬、などいろいろな寒い記事が目立つようになりました。
しかし、先日の記事で、休眠アドレスから多額のBTCがおそらくOTCアドレスに送られたのではという報道もありました。その影響なのか、一定の水準以下の価格下落は現在起こっていないようにも見えます。
冬に備えて心の準備をどうしたらいいのか、今後の価格情報に注意を払って、様々な角度から注参考にしていきましょう。
参考サイト:
”https://www.fxstreet.com/cryptocurrencies/news/bitcoin-btc-usd-stabilizes-near-term-but-risk-remains-to-the-downside-201812042053”