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チリのエネルギー省関連組織である国家エネルギー委員会が、国のエネルギーデータ管理にイーサリアムのプラットフォームを利用していくと発表しました。
このパイロットプロジェクトは2月27日に業界紙「pv magazine」で公表されており、ここに来て本格始動していくと見られます。
ブロックチェーンで情報管理の信頼性を上げる
エネルギー供給網の市場価格、燃料価格、再生可能エネルギー法のコンプライアンス、といった情報管理のセキュリティレベルと信頼性を向上させることが目的です。
委員会は既に、上記のエネルギーに関する情報の一部をブロックチェーン上で管理し始めています。
これらのエネルギー関連のデータは、数十万のサーバーに分散されたデータベース上での確認を受けてからイーサリアムのブロックチェーンに移動され、虚偽情報が広がることを防止します。
ここ最近、日本において政府の情報管理やその信頼性に不信感が募っているため、ブロックチェーンを利用した情報管理へのニーズは日本の方が高いかもしれません。
近い将来日本でも実用化されているといいですね。
参考サイト:
https://www.coindesk.com/chile-to-use-ethereums-blockchain-to-track-energy-data/
https://www.pv-magazine.com/2018/02/27/chiles-energy-regulator-to-use-blockchain/
https://jp.cointelegraph.com/news/chiles-national-energy-commission-launches-ethereum-based-pilot-for-energy-data