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中国行政機関がブロックチェーン格付け(7月)を発表。EOS先月に続き1位。ビットコインは16位に

CCID格付け

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中国の政府関連機関であるCCID(中国電子情報産業開発研究所)が最新のブロックチェーン・ネットワークの格付けを行いました。

EOSを再び首位に

今回は評価対象にGXChainが追加され、31種のブロックチェーンがランク付けされています。

CCIDがナンバー1に位置づけたのは前回と同じEOSでした。2位にはこちらも前回同様のイーサリアム、3位には前回6位のネブラス(NAS)がランクアップしてきました。前回3位のNEOは5位にダウンしました。

 

順位 第3回(2018年7月) 第2回(2018年6月) 第1回(2018年5月)
1位 EOS EOS Ethereum
2位 Ethereum Ethereum Steem
3位 Nebulas NEO Lisk
4位 GXChain Stellar Neo
5位 NEO Lisk Komodo
6位 Stellar Nebulas Stellar
7位 Steem Steem Cardano
8位 Lisk BitShares IOTA
9位 Waves Ripple Monero
10位 Komodo Qtum Stratis

 

世界最大の時価総額や規模を誇るビットコインは前回より1ランクアップの16位にとどまりました。その他Litecoinは28位、最下位は前回同様NEMでした。

CCIDの評価は「基幹技術」「適用性」「革新性」の3つの観点からなされますが、EOSは適用性に関しては評価が低く、反対に基幹技術や革新性がポイントを得ています。

 

NebulasとGXChain

前回6位から3位にランクアップしたNebulasは、ブロックチェーン上での検索エンジンシステムを提供しています。その特徴として、ブロックチェーン上でのアドレスの格付け機能や、新しいDapps(分散型アプリケーション)の開発者に報酬を与えるなど魅力的なシステムを構築しています。

Nebulas 時価総額:179億円、時価総額ランク:66位(2018年7月23日現在)

また、今回初めて評価対象になったGXChainがいきなり4位にランクインしています。
GXChainは中国発のブロックチェーン上のデータ取引市場のプラットフォームです。

GXChain:時価総額は218億円、時価総額ランク:59位(2018年7月23日現在)

 

CCIDの市場インパクト

物議をかもした前回のランキングより、EOSは総合点はダウンしましたが、依然として首位を占めています。その評価の低さに賛否があったビットコインは今回も15位圏外です。
「仮想通貨の評価ではない」とCCIDはランキングの趣旨を説明していますが、どの程度の信頼性があるのか、マーケットにどのようなインパクトがあるのか推移を見守っていきたいですね。

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参考サイト:
http://special.ccidnet.com/pub-bc-eval/index.shtml(中国語)
“http://coinpost.jp/?p=37746”
“https://bittimes.net/news/20335.html#outline_1_1”
“https://coinmarketcap.com/currencies/eos/”

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