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富士通がIOTAベースの監査証跡向け新プロトコルをローンチ

2018.08.30

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富士通がIOTAベースのProof of Concept(PoC)プロトコルをローンチしたことを発表しました。(8/25)

監査証跡向けプロトコルにIOTAを採用

富士通から発行された公式文書によると、同社は透明性、データ信頼性/安全性の3点を向上させる目的で、「産業生産環境及びサプライチェーン」において監査証跡のための「不変性データ記憶媒体」として、IOTAのプロトコルを採用したとのこと。

ミュンヘン拠点である同社のIndustry 4.0 Competence CenterプログラムマネージャーのLeopold Sternberg氏は、
「私たちはITサービスとIT製造業の両分野の専門家であり、今回の提携で新たな標準プロトコルとしてIOTAを展開するために手助けする準備は整っています。」
とコメントしました。

ローンチ発表後、IOTAの価格が急騰

IOTAと富士通がツイートや公式文書で今回の提携を発表後、IOTAの時価総額に大きな変化が見られました。

55円台を維持していたIOTAは27日に突如66円台まで約12%の価格上昇を見せました。
その後価格は急落しましたが、再び上昇し、28日時点で77円台まで回復しています。

富士通×IOTAに応援の声多数

文書には、“IOTAは製造環境やサプライチェーンにおいて信頼性を高めてくれる”という記載もあり、富士通からの高い期待が見受けられます。
また、IOTA価格が急増したことを受け、仮想通貨コミュニティーからもツイッター経由で応援の声が上がっています。
それほど2社の提携プロジェクトが有望視されているということでしょう。
今後の発表にも期待です。

参考サイト
”https://sp.ts.fujitsu.com/dmsp/Publications/public/flyer-proof-of-concenpt-industrie40-audittrail.pdf”
”https://cointelegraph.com/news/fujitsu-backs-iota-as-new-protocol-standard-for-audit-trails-markets-react”

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