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IBMがステラ・ルーメンと組んで国際決済事業に乗り出す

2017.10.24
IBMがステラ・ルーメンと組んで国際決済事業

<この記事(ページ)は 4分で読めます>

IBMは、世界最大級の金融カンファレンスサイボス(Sibos)2017に合わせて、
Stellar社ならびにKlickEx社とパートナー契約をしたことを発表しました。世界の通貨を取り巻く国境を超えた決済システムに変革が起きようとしています。

Stellar社とは、Rippleから派生した仮想通貨のステラ・ルーメン(XLM)の発行元です。創設者はジェッド・マッカレブ(Jed McCaleb)氏、彼はP2PテクノロジーのeDonkeyやOvernetを開発した有名なアメリカ人プログラマです。日本では悪名高きあのマウントゴックス社の創設者でもありますが、事件より前に離れてRippleラボを設立しました。

IBM同様、Stellar社の発表では、IBMとKlickExとのパートナー契約により、それぞれがもっている技術を結集して世界の通貨による国境を越えた決済の流れをストレスなく完了するソリューションの構築にバックボーンとして貢献しようという意気込みです。

KlickEx社は、オセアニアで活躍するモバイル端末Digicelを使った、パシフィック地域において最も信頼されているデジタル送金会社です。CEOはオセアニア育ちのロバート・ベル(Robert Bell)氏で、現在は、ステラ・ルーメン(XLM)のブロックチェーン技術を利用して劇的に改善された送金ビジネスを手掛けています。

IBMは、フィンテックや流通分野におけるブロックチェーンの利用を研究し、数々の試験運用を繰り広げてきました。その高い実績と信頼をもって、開発の最初に数多くの大手銀行や金融機関を説得しました。そのなかには、日本の三井住友グループや、みずほフィナンシャルグループも含まれています。

CoinDeskによるとこのプロジェクトは、現時点では英ポンドとフィジー・ドルを含む海外送金に限定されていますが、初期段階のプラットフォームは、豪ドル、ニュージーランドドルなど、南太平洋の7通貨を扱えるように設計されています。

IBMのブロックチェーン・ソリューションは、取引清算に関するワークフローの多くを完了するように設計されていますが、実際の決済はブロックチェーンを使用して行われます。つまり、ステラ・ルーメン(XLM)が法定通貨とデジタル接続するために使用され、消費者または購入者は仮想通貨を目にすることなくほぼ即座に交換することができます。

複数の通貨間で取引を行う場合、維持が必要な元帳を減らすためにブリッジ通貨が役立ちます。XLMは、通貨をつなぐことができる単一の元帳を提供します。パブリック・ブロックチェーンが、複数の統合された通貨を、国境を越えて決済に利用されるのは初めてのことです。

このソリューションのプラットフォームは、すでにIBMの決算処理管理プラットフォームFinancial Transaction Managerと統合されていて、集中決済をリアルタイムに可能にし、ACH(小口決済ネットワーク)、SEPA(単一ユーロ決済圏)などの電子取引ネットワークなどのあらゆるメッセージタイプの処理との拡張が可能です。

ロバート・ベル氏は、試験運用が進行したばかりで、取引量に関する数字を提示するのは時期尚早とはいえ、豪ドルが加わって7通貨がそろえば、地域のクロスボーダー決済市場の60%がこのプラットフォーム上で取引されるだろうと期待しています。

IBMは、この試みを、中央銀行通貨のデジタル化に影響を与えるものとも見なしています。現在の国際送金におけるボトルネックを取り除いて、グローバルに迅速かつ低コストな決済を完了するソリューションの構築に乗り出したところです。

こうした世界の金融システムの変革が、私たちの生活に浸透してくるまでにはそう時間はかからないかもしれません。

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