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リップル社が、大手仮想通貨取引所のGeminiとCoinbaseに対して金銭的インセンティブと引き換えに上場を要求していたと報じられました。
報道によるとリップルは昨年Geminiに対し100万ドルを支払うことや上場の費用を負担することを提案、Coinbaseに対しては1億ドル相当のリップル(XRP)を貸与することを提案していたといいます。
リップルはこの報道に対して、細かい点をいくつか否定しました。
株式市場では上場費用としてこのような手順はよくあるスタンダードだということですが、法規制が未成熟な仮想通貨市場では別の話です。
ただ、一般的に上場する際は、株式の発行に100万ドルから300万ドルが費用として相場で、今回のリップルの金銭的インセンティブの話は合法だという見方もあります。
現在GeminiとCoinbaseはXRPを上場させていませんが、上場の期待が上がれば上がるほど、今後のXRPの価格に影響を与えることが容易に想像できます。
4月4日から5日現在にかけてXRPが大幅に下落(約15%)したのは、このニュースがその一因といえそうです。
参考サイト:
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-04-04/ripple-is-said-to-struggle-to-buy-u-s-listing-for-popular-coin?utm_medium=social&utm_campaign=socialflow-organic&utm_content=crypto&utm_source=twitter
https://www.ccn.com/ripple-would-pay-to-play-on-major-us-exchanges-report/