Rippleの世界勢力拡大はUAEにも、ドバイにオフィス開設
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仮想通貨の時価総額でも3位を不動としているRippleの世界進出の勢いはニュースで記事を見ない日はないほどです。
これがマーケティング的な広告戦略だという記事を見かけたことがありますが、その勢いが旺盛なことは確かなことです。
先月もSWIFTとのパートナーシップで、XRPを銀行間決済の新しいハイウェイとする可能性を模索し始めしているという報道がありました。
また、リップル社は新しい広告を発表しました。
広告の中で、テクノロジーが進化した現代においても、国際送金が未だにアナログで時間がかかるものであることを示し、なぜリップルが最良のソリューションであるのか説明しました。
Rippleのドバイ新オフィスは年内にも
先週、UAE(United Arab Emirates)で開催されたGlobal Isalamic Economic Summit 2018で、Rippleはドバイに新オフィスをオープンする計画を発表しました。
インフラのグローバルヘッドであるDilip Rao氏が、サミットでスピーチしたように、その地域の首都に基盤を置くことで、アジア市場および中東市場への完全参入を計画しており、年内にも実現する可能性があるようです。
また、Rippleソリューションはコスト節減、柔軟性があり安価ということを指摘し、様々な用途にブロックチェーン技術を実装しようというUAEの計画に合致したと話しています。
「2020年までには、UAE政府は、政府による全トランザクションの半分は分散型テクノロジーの上にのるだろうと言っていますが、それはイノベーションを奨励してFintechをマーケットに取り込み、そのうえでFintechがもたらすソリューションの上で繰り返す能力をローカルに構築するのは素晴らしい方法だと思います。」
と、Rao氏は話していますが、もっと言えば、彼はブルーカラーワーカーのためのRippleのテクノロジーの重要性を以下のように強調しています。
迅速で安い手数料のリップル送金ソリューションは誰の為か
「もしこのお金を送金したいとしよう。銀行がいくらチャージして先方にもいくらかかるのか君はあまり詳しくないとしよう。したがって、君が受け取るお金は送ったお金よりも実質的にに少なくなるかもしれません。そこで、もし、送るお金が肉体労働者に宛てているものであれば、それは少額のお金であることが多いですね。$200だとしたら少額決済にかかる料金は5%から10%、それでは実際に働いた人に少ない金額しか送ることができないなんてひどい話ですよね。」
既に報道されているように、Rippleは中東の様々な国から200にもおよぶ企業と契約を済ませているという事は、注目すべきことです。そこには、サウジアラビアのAl-Rajhi BankやKuwait Finance Houseも含まれています。
財力の大きい中東の国々と多くの契約をとりつけているRippleの世界展開ですが、世界の送金インフラの改善が世の為人の為になることを願います。
参考サイト:
”https://cryptodaily.co.uk/2018/11/ripple-delivers-on-its-uae-expansion/”
”https://www.coinspeaker.com/ripple-open-office-in-dubai/”