SBIホールディングス、リップルR3アジアの創設に意欲を示す
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SBIホールディングスの北尾吉孝社長は、2019年3月期第2四半期(2018年4月から9月)の決算説明会で、SBIーR3アジアの創設計画について述べました。
ブロックチェーン開発企業であるR3社に仮想通貨のXRPを使わせるプロジェクトを作っていきたいと述べました。
R3とはどのような会社か
R3は2014年に設立された分散型台帳技術(DLT)を開発している米国の企業です。
9ヶ国の160人以上の専門家からなるR3のグローバルチームは、金融業界の退役軍人、技術者、および主要な分散元帳、暗号化と規制の専門家のユニークな組み合わせで構成されています。
R3社は、ブロックチェーン技術(分散型台帳システム)を活用して金融機関のさまざまな問題解決に取り組んでいる団体である「R3コンソーシアム」を率いており、オープンソースの分散台帳技術プラットフォームである「Corda」の商用化に取り組んでいます。
R3とXRPの融合でXRPの拡大を図る
北尾社長は次のように述べています。
「いよいよ本格的にR3にXRPを使わせる。この両社が手を握れば、ほぼ全フィールドをカバーできるようになる。国際送金に止まらず、XRPが広範に使われる可能性が出てくる。我々はSBIリップルアジアと同じような、SBI-R3アジアをつくりたいということで、話し合いを始めている。」
Tポイントで仮想通貨が買えるように
北尾社長は、仮想通貨取引所業の一環として、Tポイントを利用した若年層の取り込みも推進すると語りました。
6788万人のアクティブ会員を保有するTポイントのカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループのCCCマーケティングと資本提携し合併会社「SBIネオモバイル証券」を設立したとのことです。
若年層をメインターゲットとしたスマートフォンをメインチャネルとした金融サービスを提供するとのことです。
また、SBIバーチャルカーレンシーズが運営する仮想通貨取引所「VCTRADE」についても、同様の取り組みを始める計画で、ポイントで仮想通貨を買えるようにしたいと語ったとのことです。
SBIホールディングスが、また新しい計画を打ち出しました。
R3との連携でXRPの普及拡大の可能性が高まりました。
またTポイントとの連携で仮想通貨への若者の新規参入が期待できるかもしれません。
参考サイト:
http://www.sbigroup.co.jp/news/2018/1030_11319.html
”https://www.ccn.com/japanese-financial-giant-sbi-to-use-ripple-xrp-extensively-with-r3/”
”https://jp.cointelegraph.com/news/sbi-kitao-ceo-reveals-the-plan-for-lauching-sbi-r3-asia”