毎日更新!ビットコインはもちろん、仮想通貨のことがよくわかる情報サイト

仮想通貨取引市場における一日取引量の約半分がフェイク?

2018.09.02

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

今週の初め、the Blockchain Transparency Institute (BTI)という機関が世界中の日々の仮想通貨取引の130億ドルのうちの約60億ドルがフェイクであると異議を申し立てるレポートを発行しました。

そもそもなぜフェイクの取引量を示しているのか?

仮想通貨取引において、「他の取引所よりも多い取引量を誇っている取引所」であるということを投資家たちにアピールすることが大切であるとされています。というのも、投資家たちは取引量の少ない取引所というのは融通が利かず、あまり有名でない仮想通貨や時価総額の低い仮想通貨を数多く取り扱っていないだろうと仮定するからです。そのため、投資家たちは上記のことから生じる問題を回避しようと、取引量の少ない取引所は避け、取引量の多い取引所を選ぶ傾向にあると考えられます。

一日の取引のうちどの程度がフェイク取引なのか?

現在、コインマーケットキャップによると130億ドル分の仮想通貨の取引が一日に行われているとされています。BTIの調査員たちは、その中の60億ドルもの取引が実際には行われていない偽の取引であるとしました。どのようにしてそのような結論を出したのでしょうか。

BTIの調査員たちは仮想通貨市場の中でも莫大な量の取引を行うユーザーの動向とキャッシュフローを調べて、計画通りの取引がしっかり行われているかどうかというのを調査しました。その結果、調査対象となった取引のうちの70%以上が実際よりも誇張して記録されていることが明らかとなりました。

取引量を偽る方法とは?

取引量を誇張する方法としては主に二つあります。ウォッシュトレードとボットトレードです。ウォッシュトレードとは仮想通貨の価格を吊り上げるために、実際に行われた取引に付随して行われる仮装の取引(実際には行われていない)のことです。一方ボットトレードとは人間に代わってコンピューターが作業を行うトレードのことを指します。これら2つの方法を利用して多くの取引所は不当に取引量を誇張しています。

ひとつの情報だけで判断しないことが大切

現状は上記2つの方法による取引量の誇張を検出するのは非常に困難であるため、今後近いうちに何らかの規制が設けられると予想されます。そのため、そのような規制ができるまではどの取引所の取引量も半信半疑で鵜呑みにしないことが今のところの最善の解決策であると思います。皆さんも取引量だけに騙されず、しっかり周りの利用者の評価や口コミを吟味しながら慎重に利用するようにしましょう。

参考サイト
“https://www.ccn.com/6-billion-daily-crypto-volume-is-being-faked-how-can-it-be-combated/”

関連記事

この記事のタグ