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サッカー日本代表で実業家の本田圭佑が仮想通貨取引所BITPOINT(ビットポイント)のイメージキャラクターとなることが発表されました。
契約金は仮想通貨で
公式プレスリリースによると、本田圭佑氏の持つチャレンジングで失敗を恐れず日々努力していく姿が同社のビジョンや理念と重なったのが起用の理由としています。契約金はすべて仮想通貨で払われるということです。
8月20日付けでハリウッドで撮影されたイメージムービーも公開されています。14秒のムービーの中では「世界一になりたい」というメッセージとともに、激しいトレーニングにはげむ様子が映し出されています。同時にメイキング映像も公開され、インターナショナルな雰囲気の中、真剣に撮影に望む姿が約1分の映像にまとめられています。
潤沢な資本金
ビットポイントは準備金も含めて44億3000万円という、仮想通貨業界の中では比較的潤沢な資本金が知られています。親会社は省エネ関連の設備販売などを行うリミックスポイントです。
早い段階からプラットフォームには先進的なメタトレーダー4を採用しており、これにより自動取引が可能になり、また最大25倍のレバレッジの投資を行うこともできます。
取り扱い仮想通貨としては、従来のビットコインとイーサリアムに加えてビットコインキャッシュも追加されました。
業務改善命令
今年6月には金融庁による仮想通貨業界への規制強化により、関東財務局から業務改善命令が出されています。特に利用者保護の対策がとられていないことが指摘されていることに関しては、危機感を持って改善措置を急ぐべきでしょう。
代表監督にも
本田圭佑氏はサッカー日本代表として3度のワールドカップに出場し大活躍しています。海外志向が強く、オランダやロシアのチームに所属した後はイタリアの名門ACミランで背番号10番をつけてプレーしていました。その後はメキシコのチームを経て今夏にオーストラリアのメルボルンビクトリーに移籍することが発表されました。
ビジネスマンとしてのキャリアも豊富です。国内外でのキッズスクールの経営やスタートアップへの投資、最近ではハリウッド俳優のウィルスミス氏とのファンドの共同創設が話題となりました。
また、世間を驚かせたのは先ごろ発表されたカンボジア代表監督への就任です。
ライセンスの問題もあり名目上はゼネラルマネージャー(GM)となっていますが実質は代表監督で、メルボルンでプレーしながらの二足のわらじとなります。
業務の改善が鍵
先進的で前向きなイメージの本田圭佑の起用はビットポイントの知名度をあげることになるのは間違いありません。イメージを自社のイメージに結び付けられるかどうかは、今後の規制への対応に真摯に向き合っていけるのか、その結果次第かもしれません。
参考サイト:”https://www.bitpoint.co.jp/news/info/info-20180820/”
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