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韓国で沈没船の財宝ICOに詐欺の疑い。当局が調査に乗り出す

2018.08.04
韓国で沈没船の財宝ICOに詐欺の疑い

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韓国の警察が、沈没船の財宝を使ってICOを行っていた仮想通貨スタートアップ企業に詐欺の疑いがあるとして調査を始めました。

沈没船に財宝の価値を水増しし、資金調達

韓国当局は1900年台のロシアの沈没船を見つけたとするShinilグループを調査しています。

調査によると、Shinilグループは、沈没船から見つかった財宝と引き換えに独自のトークンを発行しました。

ShinilグループのCEO、Choi Yong-seok氏には渡航禁止令が出されているとのことです。

ソウル警察は近く、Choi Yong-seok氏と詐欺事件の関係者を取り調べる予定です。

ロイター通信によると、Shinilグループは今月初め、1905年に沈没したロシア海軍の軍艦、 Dmitrii Donskoiを発見したとし、この沈没船の中には1340億ドルの金塊が含まれていると発表しました。

Shinilグループはその後の再調査で、財宝の金額を860億円であったと7月26日に訂正しています。

同時に同社は、発見された船に含まれる金を財源とする独自トークン、Shinil Gold CoinのICOを行うと発表しました。

Shinil Gold Coinは今年の立ち上げから約10万人の投資家から600億ウォンを調達したということです。

さらなるICO詐欺の規制が急務

ICO詐欺対策の規制や法の整備が急がれていますが、まだ十分でないのが現状です。

十分な情報収集と慎重に検討することが必要です。

参考サイト:
“https://www.coindesk.com/korean-officials-probe-shipwreck-ico-for-possible-fraud/”

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