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HashFlare(ハッシュフレア)、BTCマイニングサービスのみ閉鎖でマイナーたち困惑

2018.07.24
HashFlare(ハッシュフレア)、BTCマイニングサービスのみ閉鎖でマイナーたち困惑

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長引くビットコインの価格低迷の影響を受け、仮想通貨クラウドマイニングサービスのHashFlareは、ビットコインのマイニングサービスを閉鎖し、BTCマイニングに関わる全ての契約を打ち切りました。

ビットコインは2018年に入って下落し始め、今年初めから60%もその価格を下げています。

BTCマイニングサービス終了は規約通り

以下、同社のFacebookでの発表から抜粋。

「私どもはこれまで問題解決のために可能な限りの努力をしてまいりました。例えば、様々なテクニカルソリューションによってメンテナンスや電力関連の支出を抑えうるようなことを検討しました。しかし、全体的な市場不安定により、我々のとったアクションは現在の状況に大きく影響を与えることにはなりませんでした。」

HashFlareによれば、ユーザーへの支払いはここ28日間連続してメンテナンス料よりも低くなっていました。このようにしてプラットフォームは止む無くサービスを終了しなくてはなりませんでした。この動きはサービス規約に基づいたものだということです。

BTC価格が損益分岐点を下回る前のぎりぎりの判断

ただ、ビットコインの価格が安定すれば、サービスを再開するとも述べています。4月にJP Morgan Stanleyのアナリストは、BTCが$8600を下回るとビットコインマイナーは損失を被ると発言しました。そして今年5月中旬に$8600を上回って取引され、現在、ビットコインは復帰の最中にありここ一週間で17パーセント上昇しています。

今回のマイニング契約の終了を発表する前に同社は、不審な顧客の資金引き出しを制限するため、新しくKYC(本人確認)とマネーロンダリング対策(AML)の手順を導入したところでした。ルール変更が立て続けて起きたことなどもあり、多くの顧客にあまりよく受け入れられませんでした。結果として多くのユーザーがシステムに資金を閉じ込めたままになっています。

また、HashFlareはビットコイン以外にもライトコインやイーサリアムといったアルトコインのクラウドマイニング契約も運営していますが、現時点ではそれらの契約はひとつも終了の発表をしていません。

 

参考サイト:
“https://bitcoinist.com/hashflare-shuts-down-bitcoin-mining-services-users-struggle-to-withdraw-funds/”

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