<この記事(ページ)は 4分で読めます>
IBM、Facebookのリブラに協力的な姿勢を示す
9月23日、IBMはFacebookと連携してリブラの開発を進めることに前向きな姿勢を示しました。
IBMのブロックチェーン・ゼネラルマネージャーであるジェイソン・ケリー氏は「弊社のクライアントはFacebookと連携する準備ができている。我々はそのために、あらゆるクライアントと連携する準備ができている。」とCNBCに語りました。
同社幹部もブロックチェーン・エコシステムを発展させるには「チームスポーツ」のように連携する必要があると述べています。
しかし、ケリー氏はIBMがリブラ協会に参加することに関心を示しているかについては触れませんでした。
IBMがリブラ開発の助け舟となるのでしょうか。
仮想通貨取引所バイナンスUS、25日にトレーディングを開始
アメリカ向けのバイナンス取引所であるバイナンスUSは9月25日にトレーディングを開始することを発表しました。トレーディング開始は日本時間の9月25日22時です。
また、新たにステラ(XLM)、カルダノ(ADA)、イーサリアムクラシック(ETC)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、0x(ZRX)の入金も開始しました。
これらの通貨は入金のみが可能で、トレーディング開始まで出金は行えません。
同月18日に立ち上がったバイナンスUSは、これまでに下記の通貨の取り扱いを行なっていました。
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、テザー(USDT)、バイナンスコイン(BNB)
今後も取り扱い通貨が増えることが考えられます。
2024年までにブロックチェーン市場は1兆7300億円規模に
グローバル・マーケット・インサイツは世界のブロックチェーン市場が2024年までに160億ドル(約1兆7300億円)に達するという調査結果を公開しました。
特に、貿易金融、KYC(本人確認)、担保マネジメント、クロスボーダー決済、ID管理などの分野が成長する見通しです。
サイバー攻撃の増加や国際的な安全なIDへの需要が背景にあると分析されています。
米通信大手ベライゾン、ブロックチェーンを活用した「バーチェルSIM」の特許を取得
アメリカの大手電気通信会社であるベライゾンがブロックチェーンを活用したソフトウェア型のSIM「バーチャルSIM(vSIM)」の特許を取得したことが米国特許商標庁(USPTO)の文章で明らかになりました。
バーチャルSIMは従来のデバイスに挿入する物理的なSIMカードとは異なり、ブロックチェーンを暗号化したソフトウェア型のSIMカードという特徴を持っています。
ブロックチェーンを用いることでトランザクションを暗号化技術で保護し、悪意のある改ざんを防ぐことができます。
また、ソフトウェア型であるため、複数のモバイルでの利用やデバイス間での転送、他ユーザーへの割り当てなども可能となります。
物理的なSIMの時代が終わりvSIMが当然のように使われる時代が来るかもしれません。
参考サイト
“https://jp.cointelegraph.com/news/ibm-says-its-open-to-working-with-facebook-on-libra-crypto”
“https://www.coindeskjapan.com/22341/”
“https://jp.cointelegraph.com/news/binanceus-to-launch-trading-tomorrow-with-13-currency-pairs”
“https://coinpost.jp/?p=108580”
“https://jp.cointelegraph.com/news/report-global-blockchain-tech-market-to-surpass-16b-by-2024”
“https://www.excite.co.jp/news/article/Dreamnews_0000201952/”
“https://jp.cointelegraph.com/news/verizon-awarded-patent-for-blockchain-based-virtual-sim-cards”
“https://bittimes.net/news/66901.html”