世界初の大麻価格に連動する仮想通貨発行
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ギリシャの大富豪であり、テレビ番組のディレクターでもあるAlki David氏が大麻価格に連動する仮想通貨SWX Coinを発行したことが発表されました。
世界各国で急速に広まる大麻
日本ではダークな印象か強い大麻ですが、近年、大麻に対する理解の深まりとともに、世界各国で嗜好品大麻、医療用大麻の解禁が急速に広まっています。
2017年国連のWHO(世界保健機構)は大麻に含まれる酩酊作用をもたらさない成分のCBDに医療的有効性があることを認めています。
2018年にはカナダが先進国で初めて嗜好品としての大麻を合法化し、大きな話題となりました。
さらに最近ではベルギーの大手ビールメーカーがカナダの医療用大麻大手と提携し、医療用大麻入りのノン・アルコール飲料の開発に乗り出しています。
また、タバコ業界でもリスクヘッジとして大麻業界との資本提携などが進んでいます。
ビットコインのチェーン上で大麻価格と連動
発表によると、 Alki David氏は、この仮想通貨の運営行うためにSwissx Bank of Cannabisを立ち上げたとのことです。
Swissx Bank of Cannabisはスイスのグスタードを拠点とし、まもなくカリブ海地域に本社を設立する予定です。
SWX Coinは、ビットコインのブロックチェーンを基盤としており、高級大麻価格の中央値と連動するといいます。
SWX CoinとSwissx Bank of Cannabisは、大麻業界全体に、コインと商品を結びつけることで、より安全で透明度の高い取引を提供するための手段になるとしています。
大麻農家協同組合への報酬は、いつでも現金に償還可能なFarmer’s Wallet からSWX Coinで支払われます。
大麻の成分CBDのビジネスは2023年までに米国だけで240億ドルに達すると言われています。