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中国大手マイニング企業 Canaanがナスダック にIPOを申請

2019.10.29
SBIとGMO テキサス州で大規模マイニングを開始

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

中国仮想通貨マイニング機器メーカーCanaanが、CANのティッカーネームでIPO(新規株式公開)を申請したことが明らかになりました。

資金調達の目標額は4億ドル(約430億円)とのことです。
中国メディアによると、今月のCanaanの評価額は20億ドルから30億ドルの間とのことで、株式発行数は1億2600万株と予想されています。

Canaan 3度目のIPO申請

SEC(米国取引委員会)に申請された内容によると、Canaanは、2018年の会計年度に3億9400億ドル(約425億円)の売り上げ、7400万ドル(約80億円)の粗利益を記録しています。
2019年では、これまでに4580万ドル(約50億円)の損失を出しています。

2019年上半期ではCanaanのビットコインマナーシェアは世界の約22%を占め、最大手Bitmainに次ぐトップ企業の1社となります

CanaanのIPOの申請は中国本土と香港での申請に続いて今回で3度目になります。
最初の2回は市場の不確実性を理由にいずれも失敗しています。

今年のビットコイン価格の高騰により、マイニング機器の需要が、主要なマイニングメーカーの供給を上回ったためにBitmain、Canaan、MicroBTなどの大手メーカの販売額が急増したと見られています。

WhatsMinerのメーカーであるMicroBTの2019年第三四半期の利益は4億ドルにのぼると見られています。

参考サイト:
“https://www.coindesk.com/avalon-bitcoin-miner-maker-canaan-officially-files-for-400-million-us-ipo”
“https://cointelegraph.com/news/chinese-cryptocurrency-mining-giant-files-for-400-million-ipo-in-us”

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