【パパ山根仮想通貨トレード日記(16)】大数の法則、知ってる?
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仮想通貨トレード検証中
そしてひそかに実弾テスト中の
パパ山根です。
いよいよ、仮想通貨トレード検証シリーズも大詰めになってきました。
これからも引き続き、検証データはアップしていく予定ですけど、検証だけではなく、トレード全体を通じて大切な心構えの話をひとつ。それは何かというと……
『大数の法則』
です。
株でもFXでも仮想通貨FXでも、トレードと名の付くものをするのであれば、大数の法則は頭でわかっているだけではなく、身体のすみずみまで、頭の先から爪の先、なんだったら血液中まで浸透させておかなかええればならない。それくらいキモになってくる心構えです。
どういう法則か、詳細を知りたい人はウィキを見ていただくとして『大数の法則(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%95%B0%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87)』
これを仮想通貨トレードに落とし込んで、どのように考えればいいのかというと……
トレードは勝率100%がない世界です。
この先、AIが発達して勝率100%を実現するシステムが出てくるかもしれませんが、今のところはありません。これがまず大前提。トレードをしているにもかかわらず、目先の1勝1敗で一喜一憂している人は、無意識のうちに勝率100%を求めている心理状態にはまってます。
そのような無意識のワナに陥らないために、なおかつ、勝率100%がない世界で利益を積み上げていくために、どのようなスタンスが最適なのかというと……
トレードはトーナメント戦ではなくリーグ戦であると理解する。
高校野球が終わって、春夏連覇の大阪桐蔭(北大阪代表)より、読み方がよくわからない金足農業高校(秋田代表)の方が話題になってますけど、高校野球は一発勝負、1回負けたら次はないトーナメント方式ですね。
一方で、プロ野球やJリーグのような、年間を通して何回も試合をして、勝ったり負けたりしながら、勝利数や勝率を競うのがリーグ戦です。
トレードは勝率100%がありえないのでリーグ戦なわけです。そこで最終的に優勝するためには、一撃必殺の方法(世に言う聖杯)を見つける必要はなくて、
6勝4敗くらいのルールを見つけて
100回トレードしたら、60勝40敗
1000回トレードしたら、600勝400敗
1万回とれーどしたら、6000勝4000敗
…といったように、勝ちが増えると負けも増えるのですが、トータルでは勝ち数が上回っていればいい。
こういう思考回路を骨の髄まで染み渡らせてトレードしていくと、長期的に利益を出し続けられるようになります。
ちなみに、本当は1回のトレードの利益率が高ければ、勝敗も負け越していてかまわないのですが、その話をするとややこしくなるので、またいつかの機会に。
三男まっひーは、離乳食をほとんど食べずに、うどんとか焼きそばとか、サバ、卵焼き、茶わん蒸しなどなど、いきなり大人と同じものを食べだして、食事内容の変化とともに、うんちも固形になってきました。
ほどなくして、大多数の親が苦労するといわれているトイレトレーニングが始まるわけですけど、これもトレードと同じで、最初から
一撃必殺!!!
もう絶対もらさない!!!
何が何でもトイレで全力放出!!!!
とか、目指しても絶対に無理で(笑)
最初はうまくいったり、いかなかったりからスタートして、だんだん勝率が上がってきて、最終的には普通にトイレでうんちできるようになるわけです。で、できるようになっても、相場の急変と同じで(笑)、たまには間に合わなくてもらしちゃったりすることもあるわけです。
まあ、うんちの場合は最終的に勝率10割になるのですが、トレードも実は、最初は6勝4敗でも、長くやっているうちに、負けパターンとかがわかってくると、ほぼほぼ負けなくなってくることもあります。それでも、勝率100%はないですけどね。
まとめると、1回のトレードで勝ったか負けたかは本当にどうでもよくて、ある程度の回数(100回、1000回、1万回……)トレードした時に利益が残っている。これが大事。
目先の1勝1敗ではなく、1か月、3か月、半年、1年というスパンで、何十勝、何十敗、何百勝、何百敗して、利益が出るのかどうか。たまに、1か月の結果がマイナスになってあたふたする人がいますけど、年間で利益が出るなら1か月の短期の結果とかは、どうでもいいんです。
2連敗、3連敗して落ち込んでいる人いますけど、それもどうでもいいんです。レンジ相場だったら、そんなんいくらでもありますし。それより、そこでエントリーしなくなって、その後ルール通りにやらない方がもったいない。
ということで、次回は大数の法則にのっとって、
勝っても負けても淡々とデータを取り続けた7月の検証結果です( `ー´)ノ