アイオータ/IOTA(MIOTA) の価格・チャート・将来予測・特徴

IOTA（アイオータ）は、IoT（Internet of Things、モノのインターネット化）の普及のために作られた仮想通貨。ブロックチェーンではなくTangle（タングル）という非循環有向グラフ（DAG）に基づいた技術が使われており、このタングルでは取引情報が一本の鎖のように結びついているブロックチェーンとは違い、網の目状に決済情報が結びついている。決済を行いたいユーザー自身が、未承認のトランザクションを承認することで決済ネットワークを形成している。そのため、Tangleによるデータ送信は改ざん防止の面に優れ、高セキュリティを実現している。また各ユーザーが承認作業を行うことで取引情報の際の手間が少なく済むためデータのやりとりが非常に軽量で、決済スピードが早いということも特徴の一つである。この特徴のおかげもあって、これまでIoTの課題とされていたコストとセキュリティの問題を一挙に解決する仕組みとして注目を集め、上場初日に時価総額6位に躍り出た。また2018年5月には国連機関であるUNOPSとの提携を双方が公式発表した。