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フランスの家電メーカー、アルコス(Archos)が仮想通貨用のハードウォレットを今年の6月に発売する予定のようです。
アルコスは10年前にポータブル・マルチメディア・プレイヤーを発売し、現在は安価なAndroidやタブレット、ドローンなどを発売しています。
価格は約50ユーロ($62、約6500円)、開発も製造もフランスで行われます。
仮想通貨のプロと家電のプロの技術の融合
昨年、ICOで4500万ドルを集めたブロックチェーンカンパニーのDomRaider社とのパートナー契約で実現したもので、このDormaRaider社とのブランドバージョンを購入するとDRTトークン(50ユーロ相当)がもらえるそうです。
仮想通貨ビジネスとの融合ならではのユニークなおまけです。
今回発表されたハードウォレットは、Safe-T miniという名前で、Ledger NanoSと機能は全く同じです。
初回の起動時にプライベート・キーが生成され、万が一端末をなくした場合、24個の秘密の言葉で仮想通貨を取り戻すことができます。
MyceliumやMycryptoといったサードパーティのソフトウェアにも互換性があります。
対応通貨は今のところ、Bitcoin, Ethreum, Bitcoin Cash, Litecoin, Zcash、もちろんDRTですが、今後さらに増やしていく予定だそうです。
仮想通貨を安全に保管するにはハードウォレットはなくてはならないものです。
アルコスのウォレットはTrezorやLedgerNanoよりも少し安価ですし、楽しみですね。
参考サイト:
https://news.bitcoin.com/french-manufacturer-archos-launches-cryptocurrency-hardware-wallet/
https://medium.com/domraider/introducing-safe-t-mini-the-first-hardware-wallet-for-cryptocurrencies-by-archos-with-its-first-a3117297a307
http://www.archos.com/corporate/press/press_releases/MWC_2018_ARCHOS_PR_ARCHOS_Safe-T_FR_Version_Finale.pdf (フランス語)
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