ビットコインや仮想通貨のハードウォレットにはどんなものがあるの?
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ビットコインや仮想通貨の保存方法にはさまざまな方法が存在します。今回はその保存方法の一つである、ハードウォレットの製品を紹介します。
Ledger Nano S の中身を公開
ビットコインをはじめとした仮想通貨のハードウォレット製品の一つ、「Ledger Nano S」 を購入してみました。
商品が届くと、中にはこのような機器が入っていました。
内容物はLedger nano S 本体、接続ケーブル、リカバリーフレーズシート、ネックストラップ、キーホルダーリングです。
ビットコイン・仮想通貨のハードウォレットの復習
ビットコインをはじめとした仮想通貨のウォレットとは自分の仮想通貨を守るためにビットコインを保管するためのツールのことです。ウォレットの種類には、
・ウェブウォレット
・スマホウォレット
・ハードウォレット
・ペーパーウォレット
があり、それぞれセキュリティや機能などの特徴があります。
ハードウェアウォレットはUSBのような端末に保存するウォレットのことです。
オフラインの環境下でデータを保管できるうえ、パスワードやその他の認証システムによって厳重に保護されているのでセキュリティに優れています。
また、PCにつなげばすぐに使うことができるという利便性があります。
ハードウォレットの機能比較
現在販売されている製品はLedger Nano S (レジャーナノS)、Ledger Blue (レジャーブルー)TREZOR(トレザー)、Keep Key(キープキー)、Cool Wallet(クールウォレット)の5つがあります。
それぞれ保管できる仮想通貨の種類や値段、セキュリティの仕組みが違っており、用途ごとに使い分ける必要があります。
特徴別の一覧は以下の通りです。
Ledger Nano S(レジャーナノ S)
最も使いやすく、初心者向けのウォレットです。Bitcoin、Ethereum、Ethereum Classic、Dash、Litecoin、Ripple等さまざまなコインを保管することができます。USBフラッシュメモリ程度のサイズで充電は不要です。専用アプリをダウンロードしてデバイスをPCにつなぐだけでWEBブラウザからコインの送金を行うことができます。
Ledger Blue(レジャーブルー)
Ledger Nano S(レジャーナノ S)と同じLedger社が開発したデバイスです。タッチスクリーンを備えており、スマートフォンのように簡単に操作することができます。また、BluetoothでPCに接続することが可能になっており、Ledger Nano Sより扱いやすくなっていますが、その代わり高額で充電も必要です。また、発売されたばかりなのでまだamazonで購入することはできません。購入する場合は英語のLedger公式サイトで購入しましょう。
TREZOR(トレザー)
Bitcoin、Dash、Z cash、Litecoin、Ethereum、Ethereum Classic、Ethereum Tokenを保管することができるハードウォレットです。仮想通貨の管理を Google Chromeを通して行うので専用のソフトやアプリを入れる必要がありません。しかし、EthereumやEthereum Classicを使用するときはMy Ether Walletを使用しなくてはならないので、My Ether Walletを使うことができるということが前提となっています。
KeepKey
デザイン性の高いウォレットです。セキュリティ機能やリカバリー機能が充実しています。現在、Bitcoin、Ethereum、Litecoin、Dogecoin、Dash、Name coin が保管できます。また、今後新しく保管できるコインが追加されることが期待されています。
Cool Wallet
防水機能付きカード型のウォレットです。クレジットカードと同じサイズであるため、財布に入れるなどしてウォレットを保管することができ、持ち運びやすくなっています。ビットコインにしか対応していません。Bluetoothに対応しているため、パソコンに接続することなく、Bluetoothで接続することが可能です。持ち運びのしやすさを踏まえると、他の製品と同時に所持しておくには便利でしょう。
仮想通貨のハードウォレットについて、まとめ
ハードウォレットは仮想通貨を安全に保管することに対しては最適なウォレットといえます。それぞれの製品の良し悪しを比較して、最も自分に合ったウォレットを使うようにしましょう。