イーサリアム急落。米規制当局がイーサリアムを証券とみなして取り締まりを強化
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5月1日にイーサリアムが6%急落しました。
その理由は米ウォールストリートジャーナルによる連邦政府の監督機関がイーサリアムやほかの仮想通貨を証券とみなすことを検討しているという報道のためです。
仮に「証券」とみなされた場合、資家保護法が適用され、SEC管轄の取り締まりの対象になります。そのため、当局の取り締まりを恐れた投資家たちが手放したということが考えられます。
ビットコインは米商品先物取引委員会(CFTC)がビットコインを商品と認識しているため、現時点では投資家保護法が適用されていません。
監督機関は、イーサリアムは現在「グレーゾーン」であり、もしイーサリアムが証券とみなされる場合は2014年7月にICOで大量のイーサリアムが配布されたことが法律に違反すると考えています。
アメリカの規制当局が仮想通貨をどのようにとらえるかでこれからの相場や仮想通貨の扱いが大きく変わると考えられます。規制当局の動きには注意が必要です。
参考サイト:①http://www.mag2.com/p/money/448122 ②https://cointelegraph.com/news/wsj-eth-now-in-a-gray-zone-but-2014-ico-was-likely-an-illegal-securities-sale ③https://www.wsj.com/articles/worlds-second-most-valuable-cryptocurrency-under-regulatory-scrutiny-1525167000?ns=prod/accounts-wsj