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米国SEC、イーサリアムは有価証券の対象ではない

2018.06.18

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

ETHは有価証券ではない。ETHは価格上昇。

米国の証券取引委員会(以下SEC:Securities and Exchange Commission)の法人金融部幹部であるWilliam Hinman氏は、
「イーサリアムは有価証券の規制対象にはならないだろう。」
とのコメントをしました。

6月14日にサンフランシスコで開催されたYahoo Finance All Market Summitにて、Hinman氏は
「イーサリアムの現段階での状況に関する私の見解に基づけば、イーサリアムのネットワークとその構造などから判断して、イーサリアムは有価証券ではない。」
と発言しました。

もし有価証券と判断されると、トークン取引を行うウェブサイトなどは、連邦の監督機関からの認可を受ける必要があります。

したがって、「この発言はイーサリアム取引におけるハードルを下げるものとなりえる」とロイターは分析しています。

現に、このHinman氏の発言を受けてか、イーサリアムの価格は上がっています。

有価証券と判断されれば、規制対象になり得るので、今回のSEC高官の発言は投資家にとってはホッとするものになったのではないでしょうか。

また、発言から数時間でイーサリアムの価格に変動があったことを考慮すると、こいった金融機関幹部の発言の影響力の強さが伺えます。

今後もしっかりと注目したいところです。

参考サイト
https://www.reuters.com/article/cryptocurrencies-ether/us-sec-official-says-ether-not-a-security-price-surges-idUSL1N1TG1TF
https://cointelegraph.com/news/senior-us-regulator-says-ethereum-in-its-present-state-is-not-a-security
https://jp.cointelegraph.com/news/crypto-markets-rebound-after-news-the-u-s-sec-will-not-consider-ethereum-a-security

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