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ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)とは?イーサリアム(ETH)を生んだ天才の正体を探る

2018.06.29
ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)とは?イーサリアム(ETH)を生んだ天才の正体を探る

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ヴィタリック・ブテリンは時価総額第2位であるイーサリアム(ETH)の生みの親として、仮想通貨業界に広く知られています。

19歳の若さでイーサリアムを考案した若き天才は一体何者なのでしょうか?

彼の経歴とともに、彼が開発したイーサリアム(ETH)の特徴と将来性について解説します。

ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)とは?

ヴィタリック氏は1994年にロシアのモスクワ州コロムナに生まれました。

父親はコンピューターアナリスト、母親はビジネスアナリストでした。

ヴィタッリクは6歳に家族とともにカナダに移住し、小学生の頃には数学、経済、プログラミングの分野に興味を示し、同級生の中でも群を抜いた能力を発揮していたそうです。

高校は私立高校Abelard Schoolの特進クラスに通っていました。

2011年に父親からビットコインについて聞き、興味を持つようになりました。

2012年にウォータールー大学に入学し、コンピューターサイエンスを専攻していました。

同年、情報科学の国際オリンピックにて銅メダルを獲得しました。

ヴィタリックはブロックチェーンに魅力され、あらゆる目的に使えるブロックチェーンのプラットフォームとして考えたのがイーサリアムの始まりです。

2013年、19歳のヴィタッリクはイーサリアム(Ethereum)を提案するホワイトペーパーを発表し、イーサリアムが誕生しました。

2014年、フェィール財団のフェローシップを受け、大学を中退し、仮想通貨の実用性を探るために世界中を旅しました。

同年7月、ビットコインでイーサリアムの開発費16億円を調達しました。

2015年7月にイーサリアムが始動し、今やビットコインに次ぐ世界第2位の仮想通貨へと成長してきました。

現在、わずか24歳のヴィタッリクは天才と呼ばれ、世界中大きな注目を集めています。

2018年には、ヴィタリックはTwitterでGoogleから仮想通貨プロジェクトの誘いが来たことを明かしています。

イーサリアム開発者のヴィタリック、グーグルからオファーを受けたと明かす

 

ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)とイーサリアム(ETH)

ヴィタリックは2013年にイーサリアム(Ethereum)ホワイトペーパーを発表し、イーサリアムを生み出しました。

イーサリアム(Ethereum)はスマートコントラクトをブロックチェーンに実装し、あらゆる目的のために使えるブロックチェーンプラットフォームを実現するために開発されました。

イーサリアムで使用されるトークン(仮想通貨)はイーサ(ETH)ですが、通貨を「イーサリアム」の名で呼ぶ人が多かったため、今は仮想通貨名として定着しています。

2015年7月に、イーサリアム(ETH)は取引が開始されました。

現在、イーサリアム(ETH)は時価総額7兆円でビットコイン(BTC)に次ぐ2位の通貨に成長しました。

イーサリアム(ETH)とは?特徴や仕組みなどイーサリアムの全てを徹底解剖

ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)が提唱したDAICOとは?

DAICOとは?

2018年1月、ヴィタリックは不正ICOを防ぐことができる方法として、より安全な「DAICO」という提案を発表しました。

「DAICO」とは、「DAO」と「ICO」を組み合わせたもので、スマートコントラクトの一種です。

DAICOでは非中央集権的な管理によって、プロジェクトのみに依存するのを防ぎ、不正や詐欺を防止することができると思われます。

DAICOとICOとの違い

ICOではトークンセールが終了すると、開発者は調達した資金全額に対して完全なアクセス権を有します。

DAICOでは、投資者がより多くの権限を有し、開発者によるプロジェクトの進捗状況に満足できない時、投票によって、投資金の払い戻しを決定することを可能にします。

DAICOのコンセプトを取り入れたプロジェクトでは、プロジェクトが閉鎖になった場合は、ブロックチェーン上に残っているイーサリアム分だけ、投資家が回収することができます。

そのために、最小限の損失に抑えることが可能になり、投資家はより安心してICOに参加できるのです。

ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)が語ったイーサリアム(ETH)の将来

2018年3月28日に、東京で開催した「Ethereum Japan Community Meetup #1」にヴィタリックは登壇しました。

ヴィタリックは『イーサリアムの将来』をテーマとし、2018年の予定とイーサリアムの今後2、3年の方針について話しました。

今後、イーサリアムが採用するマイニングアルゴリズムはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)からPoS(プルーフ・オブ・ステーク)に移行していくことが発表されています。

また、イーサリアムのネットワーク全体でトランザクションの処理能力を高める目的で、シャーディング(Sharding)という技術の開発が大きな注目を集めています。

シャーディングが実装されるとスケーラビリティ問題を一挙に解決するとも言われています。

スケーラビリティ問題を解決することができれば、イーサリアムにはさらに大きな将来性が見込まれます。

まとめ

イーサリアムの生みの親であり、天才と呼ばれるヴィタリック・ブテリンの経歴について紹介しました。

彼が開発したイーサリアムは第2位の仮想通貨までに成長し、仮想通貨業界における多くの影響力を持つ人物に支持されています。

ヴィタリックは不正や詐欺ICOを防ぐために、DAICOを提唱しています。

現在わずか24歳のヴィタリックは、将来イーサリアムをどう発展させていくのでしょうか?
今後も彼の活躍に注目です。

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