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BinanceLabがLibraCreditに出資、BNB保有者に法定通貨と仮想通貨でローンサービス提供

2018.08.02
BinanceLabがLibraCreditに出資、BNB保有者に法定通貨と仮想通貨でローンサービス提供

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BinanceLabは、社会的影響のあるファンドであり、仮想通貨とブロックチェーンプロジェクトにアイデアを生み出し、投資している、世界最大の仮想通貨取引所Binanceの投資アームです。

今回出資を決めたのは、Libra Credit、貸し付けに主力を置く分散型デジタルアセット金融サービスプラットフォームです。

両社の関係において、Libra CreditはBNBを担保にするユーザーに法定通貨と仮想通貨(暗号資産)を貸し付けします。

仮想通貨は投資取引や送金手段だけでなく、資産としての流動性も求められる

このパートナーシップの目指すものは、イーサリアムのブロックチェーンをベースにした暗号資産の、流動性への世界的な高まりに取り組むことです。

この仮想通貨ローンでは、仮想通貨投資家はそのコインを従来の借入と同様に財産として担保にすることが出来ます。
貸し手は、そのコインの価値の値上がりを依然として利用することができ、最終的な所有権も保持することが出来ますが、さらに法定通貨を含めた他の通貨を借りることも出来ます。

Libra Creditはいつでもどこでもクレジットを容易にする分散型融資エコシステムを構築中です。
5月に終了したLBAコインのICOでは2600万ドルを集め、貸付プラットフォームをデスクトップアプリとモバイルアプリの両方で立ち上げる予定です。

Libra Credit以外にも、最近、マイケル・ノボグラッツ氏の商用銀行Galaxyが、ビットコインとイーサリアム投資に対して10000万ドルまでを融資する仮想通貨融資会社BlockFiに5000万ドルの資金調達をしました。
他に、エストニアのスタートアップ、CoinLoanもローンサービスを開始し、Bitcoinistは”HODL”する方法を理解するためにP2P貸付プラットフォームINLOCKにインタビューしました。

このように仮想通貨が支える貸付サービスはマーケット拡大を始めています。

仮想通貨の時価総額の大きさや、従来の貸付で要求されたこれまでの信用履歴や収入情報などの提示義務という借り手にとっての障壁がほとんどないことを考慮すると、このマーケットの拡大は巨大なものになる可能性があります。

 

参考サイト:
“https://medium.com/@libracredit/binance-labs-and-libra-credit-partner-to-address-growing-global-demand-for-liquidity-of-crypto-1eed0ce3a765”
“https://bitcoinist.com/binance-partners-with-libra-credit-to-offer-loans-to-bnb-holders/”

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