イーサリアム開発者Vitalik氏、ビットコインキャッシュの分岐案を痛烈に批判
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イーサリアムの創始者であるVitalik Buterin氏が、Craig Wright氏が中心となり推進されているビットコインキャッシュのフォークの提案「ビットコイン SV(Satoshi Vision)」について、「ビットコネクトの二の舞になるだけ」と批判する旨を自身のTwitterにて述べました。
ビットコイン SVとは
ビットコイン SVとは、Creg Wright氏が提案した新たなビットコインの分岐案です。
これは、ビットコインキャッシュの有力なクライアントである「ビットコイン ABC」が発表した2018年11月のアップデートにおける変更案に対する反発から生まれたものです。
Craig氏は、ビットコインキャッシュ(現時点での仮想通貨内時価総額は世界第4位)は不要な変更を繰り返してきてしまったせいで、ビットコイン開発者のサトシナカモトの思想からどんどん離れてきていると主張しています。
そこで、サトシナカモトという原点に立ち返る意味で、ビットコイン SVを考案し、真のビットコインを目指しているというわけです。
Vitalik氏の批判
上記のCraig氏のビットコイン SVに対して、仮想通貨界での有力者であるVitalik氏は以下のように述べています。
「ビットコインキャッシュコミュニティは、Craig Wrightとの”軋轢を避ける”ために自分たちの変更案を妥協なんてするべきではない。むしろ、彼を追放して決別する機会を得た絶好の機会と思うべきだ。ビットコイン Craig(BCC)は、失敗していった仮想通貨たちの二の舞になるだろう。」
この発言についてですが、「ビットコイン Craig(BCC)」というVitalik氏独自の呼称で、今ではほとんど価値がついていない「ビットコインコネクト(BCC)」を彷彿とさせる皮肉をするほどの批判です。
ビットコインキャッシュは分裂するのか
このままビットコイン ABCとビットコインSVの対立構造が解決しなければ、ビットコインキャシュはハードフォークとなり間違いなく分裂することになります。
もしかしたらまた新たな仮想通貨が生まれるかもしれません。
参考サイト
“https://ethereumworldnews.com/vitalik-buterin-bitcoin-sv-bch-fork-succesor-bcc/”