楽天グループ組織再編。決済事業の”楽天ペイメント”を設立
<この記事(ページ)は 3分で読めます>
楽天は4月1日付けで楽天グループ内の組織再編を行い、新たに決済事業を手掛ける「楽天ペイメント」を設立することを発表しました。
楽天は昨年8月から債務の明確化や経営効率化、および資源の最適化による「楽天エコシステム」を推進しており、その取り組みの一環として、会社分割によるグループ内再編の準備を進めてきました。
みんなのビットコインを決済事業に統合
今回の発表では、再編内容を変更し、複数の子会社を「インターネットサービス」「モバイル」「フィンテック」「決済」の事業に分けて再編するとのことです。
フィンテック事業については、楽天ペイ、ポイントパートナー、Edyなどの決済関連事業および楽天Edy株式会社を株式会社スポットライトに継承させ、2019年4月1日付けで「楽天ペイメント」に商号を変更するとしています。
また、昨年10月に楽天グループの傘下に入った仮想通貨交換業者のみんなのビットコインは楽天カードから離れ、新設する楽天ペイメントが統括する形になるとのことです。
今回の組織再編では、仮想通貨事業が楽天グループの中で決済事業のひとつとして位置づけられていることが焦点となっているとのことです。
みんなのビットコインは現在の取引サービスを3月末までに終了し、新サービスを4月から始めることを発表しています。
現在なみなし業者ですが、コインチェックに続き金融庁からの登録を得られるかどうかも2019年の焦点となります。
楽天は仮想通貨事業をさらに重視し、事業を推進していく体制を整えたようです。
今後の楽天がどのようにサービスを展開していくのか、注目が集まります。
参考サイト:
”https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2019/0118_05.html?year=2019&month=1&category=corp%20ir”
”https://jp.cointelegraph.com/news/rakuten-revailed-to-establish-new-payment-company-which-covered-cryptocurrency-exchange-service”