リップルがコインベースの上場規則に違反
2019.02.27
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チームが保有する仮想通貨が50%以上
大手で、かつ規制当局との連携にも積極的な取引所であるコインベースへの待望の上場を果たしたばかりのリップル。
しかし、25日ブロックチェーン調査会社のDiarが公開した文書によるとリップルはコインベースの上場規則に違反しているようです。
コインベースでは仮想通貨のチームが保有するその仮想通貨は50%以下でなければならない、とする規則があるとのこと。
しかしながらリップルは総発行枚数の60%をエスクローと呼ばれる仕組みにより保有することにより、リップルの価値の維持を行なっています。
コインベースへの上場が発表されると即時に反応しリップルの価格は8%ほど上昇を見せました。
しかし今回のこのニュースではそこまで大きな影響はないようで現在24hで0.70%の価格減少にとどまっています。
これは報道のされ方にも関係するようで、事実としてはリップルが違反していることですが、見方によってはコインベースが違反を知りながらリップルを上場させたと考えることができます。
つまり、コインベースが基準を変えたとみる専門家もおり、そこまで大きネガティブなファンダメンタルズ要因にはなっていないようです。