コインチェック、ビットコインSVを日本円で交付
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仮想通貨取引所コインチェックは、昨年11月16日のビットコインキャッシュのハードフォークにより発生した通貨ビットコインSVについて、日本円での交付を実施することを発表しました。
交付日は市場価格への影響を考慮して公表しないとのことです。
交付の実施はSNSなどにて改めて告知するとのことです。
ビットコインSV交付はBCH保有量に応じて
対象者は、2018年11月16日のハードフォーク発生時点で、コインチェックの取引アカウントまたは仮想通貨アカウントにおいてビットコインキャッシュを保有しており、かつ2019年3月18日午前10時時点でアカウントを通常通り利用している顧客とのことです。
取引アカウントと仮想通貨アカウントの両方を保有している顧客には合算された同等額の日本円が取引アカウントの残高として交付されるとのことです。
また、ビットコインキャッシュのハードフォークに伴う入出金停止期間中にビットコインキャッシュを入金した顧客については、日本円の交付は行われないとのことです。
交付額については、ビットコインSVを売却後、対象者のBCH保有量に応じて交付するとのことです。
場合によって市場価格よりも下回る可能性も
注意点としては、市場価格より下回る価格での交付となる可能性や、日本円の出金には所定の手数料がかかること、また着金までに時間を要することなどを説明しています。
今回の交付の実施については、「計画されたハードフォーク及び新コインへの当社対応指針」に基づき、ビットコインSVの付与に代え、相当額の金銭を対象顧客に交付することと説明しています。
その他ハードフォークコインの交付は未定
今回の交付はビットコインSVのみが適用対象となっており、その他ハードフォークにより発生した新コインへの対応はその都度個別に検討していくとのことです。