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直近のビットコイン下落時に大口投資家は押し目買い

2019.08.19
直近のビットコイン下落時に大口投資家は押し目買い

<この記事(ページ)は 3分で読めます>

Coinbaseの提供する投資データから、直近のビットコイン価格下落時に上位10%の大口投資家の多くがビットコインの「買い」ポジションをとっていたことが明らかになりました。

米大手取引所Coinbaseは、「投資家に質の高いトレードを」という目標を掲げ、仮想通貨保有量トップクラスの投資家の動向や、ユーザーが売却や送金をするまでの仮想通貨の保有期間などのデータを公開しています。

新たな3つのトレードシグナル

新たに公開された3つのシグナルの1つは「トップホルダー・アクティビティ」です。
アナリストのLarry Cermak氏によると、Coinbaseでのビットコイン保有量がトップ10%に当たるユーザーの67%が先日の下落局面で「買い」ポジションをとっていたことを示しているとのことです。

トレードシグナル

出典:https://twitter.com/TheBlock__?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1161924227982921728&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.criptomonedaseico.com%2Fen%2Fnews-en%2Fcrypto-whales-reportedly-buy-the-dip-on-coinbase-oracle-times%2F

このシグナルはCoinbaseの特定の仮想通貨の最大保有者を分析し、過去24時間にポジション売買を行ったユーザー数を示したものです。

日本時間8月15日にビットコイン価格は一時1万ドルを割り込み大きく下落しました。
日本円で100万円付近で急反発し回復を見せています。

オンラインニュースのBlockによると、Fear & Greed Index は直近で急落しているとのことです。
Fear & Greed Index とは相場の過熱度、悲観度を数値化したもので買われすぎ、売られ過ぎの度合いを示すとされています。

直近のFear & Greed Indexは、2018年12月にビットコイン価格が30万円近くまで急落した時と同水準まで低下しているため、投資家心理が底をついた可能性を示しているといいます。

Coinbasesではこのほかにも、「Typical hold time」(ユーザーが売却や送金をするまでの保有期間)と「Popularity on Coinbase」(人気仮想通貨動向)の2つのトレードシグナルが公開されているとのことです。

参考サイト:
”https://www.criptomonedaseico.com/en/news-en/crypto-whales-reportedly-buy-the-dip-on-coinbase-oracle-times/”
”https://www.businesstelegraph.co.uk/coinbase-data-bitcoin-whales-are-buying-the-dip-right-now/”

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