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メッセンジャーアプリのテレグラム、共有データへのID認証ツールを発表

2018.07.31
テレグラムアプリをリリース

<この記事(ページ)は 2分で読めます>

暗号化メッセンジャーアプリ大手のテレグラムが7月26日、個人認証ツールのリリースを公式発表しました。

「テレグラム・パスポート」とは

「テレグラム・パスポート」と名づけられたツールは、ユーザーの個人情報を暗号化し、そのデータを第三者と安全に共有することができます。これは金融関連やICOなどに使用され得るとしています。

現段階ではユーザーのIDデータはテレグラムのクラウド上に蓄積されていますが、将来的にはすべてのテレグラム・パスポートのデータは分散型クラウドに移行されます。

また、電子支払いシステムについては、デジタル支払いシステムのePaymentsと協業し、新しいツールを介して登録と認証を行い、実際の取引もePaymentsのサイト上で確認できます。

十分な資金調達

テレグラムをめぐっては、開発中の仮想通貨TONプラットフォームのセールによってプライベート資金調達ラウンドでトータル17億ドルの資金調達に成功しています。これによって十分な資金を得たため、予定していたICOはとりやめになりました。

ID認証システムの進歩

個人認証システムについては、生体認証システムなど進歩が著しい分野で、すでにレッドオーシャンの様相を呈しているとする見方もあります。使い勝手や安全性など、様々な側面を注意深くチェックするのがユーザーには必要なのかもしれませんね。

参考サイト
“https://telegram.org/blog/passport”
“https://cointelegraph.com/news/total-market-cap-see-slight-decline-bitcoin-keeps-holding-its-position”

 

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