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東京大学、「ブロックチェーンイノベーション寄付講座」を設立

2018.11.26
東京大学、「ブロックチェーンイノベーション寄付講座」を設立

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東京大学大学院工学系研究科は、三井住友フィナンシャルグループやマネーフォワードなどを含む企業からの寄付のもと、2018 年 11 月より「ブロックチェーンイノベーション寄付講座」を開設したことをこの程発表しました。

支援団体にEthereum Foundation を迎えた今回の取り組みは、参加企業との人材面での連携に加え、新たなブロックチェーンビジネスモデルの創出と、その基盤となる技術開発に取り組むことが狙い。

寄付参加企業は6社、総額9000万円の寄付

新設された講座への寄付に参加した企業は、株式会社グッドラックスリー、株式会社ジェイ・エス・エス、 株式会社ジッパー、株式会社ホットリンク、株式会社マネーフォワードと株式会社 三井住友フィナンシャルグループの6社で、寄付総額は9000万円となりました。

東大は参画企業 と連携し、「人材発掘・開発」「技術開発」「社会実装」を軸とした学びの場を提供したいとリリースで述べています。

講座設置期間は3年、ビジネスとの親和性も狙う

講座は東大本郷キャンパス の3 号館で行われ、設置期間は平成 30 年 11 月 1 日~平成 33 年 10 月 31 日の3年。担当教員は東大の大学院工学系研究科、技術経営戦略学専攻の茂木源人准教授。

東大は「起業を目指す学生を対象に、参画企業のブロックチェーン技術と起業・経営ノウハウを学ぶ場を提供し、基盤となるブロックチェーン技術の研究開発を行い、ビジネスと親和性の高い汎用パブリックチェーンの開発を目指す」とリリースで述べています。

学内外から才能ある学生を支援

具体的な講座内容には、フィンテックを含むブロックチェーンに関する集中講義やブロックチェーンを活用したビジネスモデルコンテストを主催などが含まれている、とのことです。

こうした取り組みによって、学内外から広く、 ブロックチェーン技術に興味があり情報数理系に突出した才能を持つ学生を支援していきたい、とも述べています。

参考サイト:

https://www.smfg.co.jp/news/pdf/j20181120_02.pdf

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