やさしい仮想通貨チャート分析ビットコイン(BTC)2019.06.18
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チャートから今後の値動きを予測し、仮想通貨投資で”勝てる”ようになるために、実際のチャートを見ながらテクニカル分析の手法をご紹介していきます。
ローソク足チャートの見方がわからない方は、こちらの記事をご覧ください。
2019年6月18日現在、先日17日についに大台100万円を突破し、100万円後半で推移しています。意識されているレジスタンスラインに注目してチャート分析を行うのが良いでしょう。
TradingViewより、bitflyerのBTC/JPYのチャートを見てみましょう。
①日足で全体を俯瞰する
6月18日10時現在 BTC/JPY 日足
2019年5月から6月18日現在までのBTC/JPY日足チャートです。
画像中央、特に5月中旬と下旬に陰線が描かれていますが、大きく値を下げることなく上昇傾向にあることが分かります。6月に入り3日から4日にかけて10万円程下落しています。しかしそこから10日にかけて横ばいに推移し現在に至るまで大きな陰線をつけずにキリ番の100万円に到達しました。
現在は約100万円から101万円の間を推移しています。
この値動きをより細かく分析するために、この日足チャートに移動平均線を引いてみましょう。
②移動平均線を引いてみる
6月18日10時現在 BTC/JPY 日足
先ほどの日足チャートに移動平均線を3本引いてみました。
①5日移動平均線(黄色、短期)
②25日移動平均線(水色、中期)
③75日移動平均線(紫色、長期)
それぞれが、短期、中期及び長期を表す移動平均線となっています。
先週のチャート分析以降、再び5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けるゴールデンクロスが出現しました。そしてそのまま陰線をつけることなく100万円に到達していることが分かります。
③4時間足で見る
6月18日10時現在 BTC/JPY 4時間足
日足から4時間足に落としたBTC/JPYチャートです。4時間足で再度チャートを俯瞰すると、この1週間で目立った押し目を形成せずに上昇が継続していることが分かります。
また16日に初めて100万円のラインを上抜けた際には17日にかけて一時的に値を下げています。これは100万円というキリ番に売買注文が多数あったためだと考えられます。
そして現在は横ばいに推移しつつも徐々に値を上げているとみることができます。
④サポートラインとレジスタンスラインを引いてみる
6月18日10時現在 BTC/JPY 4時間足
先程の4時間足チャートにサポートラインとレジスタンスラインを引いてみました。
サポートラインは100万円到達後の一時的な下落の安値約96万2千円に、レジスタンスラインは100万円を上抜けたあとの上ヒゲ約101万8千円に引きました。
先週のチャート分析でお伝えした3通りの値動き予測のうち、レジスタンスラインを上抜けてサポレジ転換する、が見事に的中し、14日から15日にかけて陽線が大きく伸びています。
そして現在は描画した2線間の一時的な横ばいの相場、もしくは押し目をつけてこれから上昇していく相場であると考えられます。
まずは今回描画したレジスタンスラインに注目してトレードをするのが良策でしょう。
まとめ
ついに100万円を突破したビットコイン。ここから暴落を見ることなく上昇していくのか、はたまたガチホユーザーがビットコインを手放し再度下落していくのか。より一層チャートから目が離せなくなりそうです。
皆さんも、今回ご紹介したような手法を使って、チャートを分析してみてください。
※当レポートは、仮想通貨の価格チャートの一般的な見方やテクニカル手法を提供することを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資は価格変動のリスクを伴いますので、損失を被る場合があります。
※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。
記事内のチャートはすべてTradingViewを使用しています。