ビットコインは今が絶好の買い時!?
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仮装通貨市場は、全面高の展開となっています。
BCTは41万円を抜け、1割近くの上昇を見せています。
売材料の出尽くし感と年初来安値圏から脱却しつつあったBCTは40万円台で上値が重くなっていましたが、疑惑の渦中にあるステーブルコインのテザーは「十分なドルを持っている」とのブルームバーグによる報道で、安心感が広まったこと、またBCHが急騰したこともあり、42万円台へ突入しました。
42万円台でしばらく揉み合いが続いた後、金融庁がコインチェックを年内にも登録業者として承認をするとの報道で44万円台近くまで上昇しました。
ハッシュパワーの下げ止まり
BTCの反発の要因のひとつとしてBTCのマイニングに投入される計算能力の合計であるハッシュパワーの下げ止まりが挙げられるとのことです。
FXcoinのシニアストラテジスト松田康夫氏によると、「ハッシュパワーの低下に一応の目処がついたことで売材料が出尽くした」とのことです。
11月25日の35万円が底値だった?
松田氏によると、過去のパターンから見ても、15日につけた35万円が底値であった可能性が高いと考えられるとのことです。
今後は、まずは11月29日の戻り高値50万円を試す展開となりそうです。
BCHは急高騰
11月15日のハードフォークの騒動以来、値を下げていたBCHは、直近24時間以内で20%以上、上昇しました。
BTC、今が買い時と言えるその理由とは?- Blockchain Capital社 Spencer Bogart氏
VCのBlockchain Capital社のパートナーであるSpencer Bogart氏は、CNBCのインタビューで、ビットコインが5万ドルに到達するのかとの問いに対して、「もちろんだ。」と即答し、その時期についてはわからないと答えました。
Blockchain Capital 社は、あくまでも長期投資のスタンスであるとした上で、その理由について次のように語りました。
「現在の弱気相場は絶好の買いの機会と言える。仮想通貨には株価が割安か割高かを判断する指標であるPER(株価収益率)がないために、価格の”ceiling”(天井)が存在しないんだ。
また、BTC価格を除けば、2018年はBTCにとって技術的に進化を遂げた最高の年だった。ライトニングネットワークのスケーリングが高度な成長を遂げ、より迅速でコストを抑えた取引が可能になった。」
さらに2018年には、ハーバード、スタンフォード、MITなどの米国の一流大学の出資や、 Nasdaq、インターコンチネンタル取引所(ICE)によるBakktの参入、そして大手金融機関が続々とカストディサービスに参入し、機関投資家向けの環境が整い始めていることなどをポジティブ材料の理由として挙げました。
弱気相場が続いている現状の理由については、
「ビットコイン市場は、個人投資家によって動かされているので、ブル相場では上がりすぎるし、ベア相場では下げすぎるのが普通だ。ファンダメンタルは何も変化していない。」
さらにBogart氏は、今より下げる可能性はもちろんあるが、2年後や、それより早く、現在を振り返って、「なんであの時に買っておかなかったんだろう」と後悔することになるだろうと強調しました。
Bogart氏の他に、元ゴールドマンサックスでギャラクシー・デジタルのMichael Novogratz氏も、相変わらずの強気で、今後さらなる下げはないだろうとし、BCTの「目先の予想としては「3000ドルから6000ドルの間で推移するだろう」と語っています。
仮想通貨相場の反発に、様々な見解が飛び交っています。
専門家の意見によると確かにポジティブ材料は、揃っているようにも思われます。
今後、価格上昇につながっていくのか、相場動向から目が離せません。
参考サイト:
”https://www.cnbc.com/video/2018/12/17/its-been-a-year-since-bitcoin-hit-all-time-highs-heres-what-one-bitcoin-bull-sees-for-the-cryptocurrency-in-2019.html”
”https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-to-be-worth-great-deal-more-in-three-years-circle-co-founder-says”
”https://news.fxcoin.jp/detail.php?id=259”