ビットコインの価格は6,400ドル近辺で安定を見せている
<この記事(ページ)は 3分で読めます>
安定を見せたビットコイン
今月6日にゴールドマン・サックスが仮想通貨詐欺取引デスクを立ち上げる計画を破棄したというビジネス・インサイダー(米国のビジネスや技術の専門ウェブサイト)の報道により、仮想通貨市場全体がダメージを受けビットコインの価格も9月5日から6日にかけて7,400ドルから6,300ドルまで落ちました。しかし、ゴールドマン・サックス側はこの報道の内容は全くの誤りであると主張し、仮想通貨市場に対して肯定的な見解を持っていることを強調しました。それによって、仮想通貨市場全体の価格は安定を取り戻し、ビットコインも7日、8日はかなり安定した横ばいのレートを見せました。9日の時点でも、6500ドルを若干下回るところで停滞しており大きな下落は確認されていません。
(BTC/USD)
それでも、仮想通貨コミュニティで広く認められている技術アナリスト、エドワード・モラ氏は『ビットコインとその他の市場は依然として明確な降下傾向にある』と述べています。
楽観的に考えていると危険かも?
今年の、8月8日から8月26日までの3週間以上にわたってビットコインは6,500ドルから7,000ドルの間を行き来していて比較的安定した動きを見せていました。しかし、8月27日から9月上旬にかけて、ビットコインが大きな動きを見せ始めたときに、仮想通貨市場は極端な揮発性を見せ始めました。
結果として、9月6日のような仮想通貨に対しての不安が掻き立てられるような出来事が起きた際に主要通貨全体が大きく揺らぐことになってしまったのです。今回の下落を受けて、モラ氏は次のように話しました。『何度も下向きの動きが続いているのにかかわらず、未だに投資に対して強気でいられる人が不思議だ。しっかりとした安定が見られるまで買いを控えたほうが無難だろう。』モラ氏によると、多くの仮想通貨が最近になって2018年の最低値に達しているので、中間的なラリー云々の前に低価格帯での安定を確認する必要があります。しかし、ビットコインもイーサリアムもまだまだ底を破っており、なかなか安定した動きを見せていません。
ビットコインの価格に対してトークンは過去8ヶ月間で50~90%もの現象を見せています。このトークンの減少を考慮すると、ビットコイン市場は緩やかに売りが優勢の傾向を見せるようになって行く可能性が高いと思われます。
<参考サイト>
“https://www.ccn.com/bitcoin-price-stabilizes-at-6400-while-analyst-sticks-to-crypto-downtrend/”