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仮想通貨のイーサリアムクラシック(ETC)とは?その特徴・価格・将来性について

2018.04.02

<この記事(ページ)は 5分で読めます>

イーサリアムクラシック(略号ETC)とはイーサリアム(ETH)から派生したアルトコインであり、誕生の経緯は非中央集権的な暗号通貨を目指すというコンセプトを強く反映しています。

現在(03/2018時点)、全仮想通貨の中で時価総額16位の仮想通貨です。

直近だと、イーサリアムクラシックの開発者らが「Callist(カリスト)ネットワークプロジェクト」を発表したことにより、大きく注目を集めました。

今回は、そんなイーサリアムクラシックについて見ていきましょう。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic ETC)の特徴・仕組み

イーサリアムクラシックが生まれた経緯

イーサリアムクラシック(ETC)は、イーサリアムがハードフォークしたことで誕生しました。イーサリアムがハードフォークする契機となったのは、「The DAO事件」と呼ばれる事件です。

イーサリアムを利用したドイツのスマートコントラクトのプロジェクト「The DAO」がコードの脆弱性を突かれ、約65億円分のイーサリアムが不正に送金されました。

それに対処するべく、イーサリアムの開発チームはハードフォークを用いて不正送金される前の状態に戻すこととしました。

イーサリアムの開発コミュニティはこの戦略を圧倒的多数で支持し、イーサリアムの不正送金はなかったことになりました。

しかしながら、このやり方を中央集権的な介入であるとして支持しない人々もコミュニティにいました。

その人たちはハードフォークを拒否し、事件が起きた後のブロックチェーンを維持することを選びました。その結果として、「イーサリアムクラシック」が生まれたのです。

スマートコントラクト

イーサリアムクラシックも、イーサリアムの特徴であるスマートコントラクトという機能を備えています。

これはあらゆる契約を決済と結び付けてプログラムに実装するもので、今後あらゆるものがネットでつながり都市を最適化する「IoT」技術と最高に相性が良いとされる機能です。

イーサリアムクラシックとイーサリアムとの違い

上述のように、イーサリアムクラシックはイーサリアムがハードフォークしたものなので、基本的に機能の点で差異はないといえそうです。

勘違いが多いところですが、ビットコインとビットコインキャッシュの関係になぞらえるなら、ビットコイン=イーサリアムクラシック、ビットコインキャッシュ=イーサリアム、になるかと思います。

また、イーサリアムクラシックの価格は、規模の大きいイーサリアムの価格変動につられがちになります。

とはいえ、違いもあります。

1つ目に、イーサリアムは相対的にコミュニティの合意形成を重視し(Community is Law)、イーサリアムクラシックはプログラムコードの決まりを重視する(Code is Law)点です。

誕生の経緯を考えるとわかりやすいです。

イーサリアムクラシックは不正取引などに対して「合意形成によって該当ブロックをなかったことにする」ことはできないので、代わりにセキュリティを高めたりしています。

2つ目に、イーサリアムは相対的に開発者コミュニティや市場規模が大きく安定している一方でイーサリアムクラシックはいずれも小規模であり、安定性に欠く点です。

3つ目に、イーサリアムのマイニングアルゴリズムは「プルーフオブワーク」から「プルーフオブステーク」へと移行することが決まっているのに対して、イーサリアムクラシックはマイニングに関して新しい変更がない点です。

イーサリアムと連動して価格が変わりがちなことを考えると、イーサリアムの動向も見ておく必要があります。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic ETC)の相場・価格・チャート

現在の相場

イーサリアムクラシックの現在の相場は、このようになっています。

チャート

イーサリアムクラシックの価格チャート(03/2018時点)はこのようになっています。

イーサリアムクラシック(ETC)の価格・チャート・将来性は?

 

A: 2017年の秋ごろから価格上昇の傾向が見られるようになりました。

その理由としては、Binanceで取り扱われるようになったこと、国際的にサミットが行われたこと、2018年初めに起きた仮想通貨全体の高騰が挙げられます。

B: 1月に最高価格を記録した後は基本的に下落傾向に転じました。他の仮想通貨と同様の傾向であるといえるでしょう。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic ETC)の今後・将来性

ロードマップ

2018

ディフィカルティボムの除去

モバイル向けのエメラルドウォレット

Daap SDKのリリース

サイドチェーン

2019

スケーラビリティの改善

IoT対応化

他のブロックチェーンとの相互可動性

など今年から来年にかけ目が離せない進歩が続きそうです。

ハードフォーク

3月5日にイーサリアムクラシックがエアドロップを起こし、カリスト(Callist)が生まれました。

そちらに関する詳しい情報は「3月5日にイーサリアムクラシックがハードフォーク!?新たに誕生するコインはCallist(カリスト)」をご参照ください。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic ETC)を購入できる取引所・買い方

イーサリアムクラシックを買える取引所には国内ならbitFlyerDMM bitcoinがありますが、bitFlyerは販売所形式で現物取引のみ、DMM bitcoinではレバレッジ取引のみとなっています。

販売所ではなく取引所で現物取引をしたいという人には、Binance(バイナンス)などの海外取引所をおすすめします。

ただし、Binanceでは日本円で入金することができませんので、先にbitFlyerGMOコインなどでビットコインを購入し、バイナンスでビットコインとイーサリアムクラシックを取引すると良いでしょう。

まとめ

イーサリアムとの違いがわかりにくいイーサリアムクラシック。今回はそんなイーサリアムクラシックについて説明しました。まとめると、

・イーサリアムよりも非中央集権でありたいというコンセプトを大事にしている

・イーサリアムクラシックの機能「スマートコントラクト」の応用はIoTがこれから普及する社会で無限の可能性を持っている

ということでしょう。皆さんも、ぜひ注目してみてください。

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