リップル(ripple)がベンチャーキャピタルファンド「Xpring」を開始
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リップルが新プロジェクトを発表
サンフランシスコを拠点とするリップル(Ripple)が、新プロジェクト「Xpring(スプリング)」を発表しました。このプロジェクトでは、XRPの製品やサービスを開発する企業に対し、投資支援を提供することを目的としています。
リップルチームは公式で以下のように発言しています。
「XRPレッジャーコードベースの主要な貢献者でありXRPの大規模保有者として、XRP関連のプロジェクトを支援するために何らかの形でサポートをしたいと、企業家や開発者からしばしば連絡を貰います。そこで我々は、非投機的な使い道を先導する数少ない会社の一つとして、有意義な方法で起業家をサポートする立場であるべきだと感じました。」
Xpringとリップルの開発者向けプログラムを率いるシニア・バイスプレジデント(SVP)には、Ethan Beard氏が就任しました。
Ethan氏は2009年から2012年までFacebookのディレクターを務め、APIから製品マーケティングまで様々な業務を監督しました。Facebookの前はGoogleでソーシャルメディアや新規事業開発のディレクターを担当していたそうです。
Ethan氏は今回の就任に関して、以下のように述べています。
「私は、新たな技術や開発を活用して新興企業の成長を手助けしたいと強く思っています。Facebookでは、ゲームや音楽、ニュース分野の企業が私たちのプラットフォームを使い大企業になっていく姿を見てきました。ブロックチェーンやデジタルアセットは重要な問題を解決する可能性を秘めています。中でもXRPは速度、スケーラビリティがあり、使用例を実演しているため、新興企業や起業家が事業を立ち上げるための優れたツールです。」
現在、リップルは複数の銀行で使用あるいはテストが開始されるなど、非常に期待を集めている仮想通貨の1つです。
今後Xpringを始動させ、デジタルアセットであるXRPやXRPレッジャーを利用する企業を様々な形でサポートすることは、リップル社自体の成長にも大きく関わってくるでしょう。
参考サイト:
https://www.ccn.com/ripple-launches-venture-capital-fund-xpring-to-bootstrap-xrp-adoption/
https://ripple.com/insights/welcome-to-xpring/