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シンジケーター:ハイブリッドインテリジェンスによる投資判断

2017.09.13
ハイブリッドインテリジェンスを実現するCindicator(シンジケーター)とは?

<この記事(ページ)は 6分で読めます>

投資判断は人間からAIの時代へ

世界最大級の投資銀行であるゴールドマンサックスのニューヨーク本社には2000年時点で600人のトレーダーが在籍していましたが、2017年現在、その数はわずか2人です。代わりに投資判断を支えているのが、コンピュータプログラムと200人のコンピュータエンジニアです。

大量の市場データや企業データをアルゴリズムによって解析し、投資先を決定することで、より精度の高い分析を短時間で効率的に行うことができるため、投資判断にAIやコンピュータアルゴリズムを導入することで自動的に運用を行うことは世界中のトレンドになっています。

日本でも、ヤフーが提供するYjamプラス!というサービスは、ヤフーに集まったビッグデータをAIが24時間稼働して分析・投資判断をすることで、より正確で、アナリストを使った場合よりも低コストの投資信託を提供しています。

このように、投資判断にビッグデータやAIを活用することは、もはや当たり前の時代になりました。このような潮流の中で、ブロックチェーン技術を利用して専門家の知見を収集してビッグデータを作成し、それを機械によるアルゴリズムで解釈・分析しようとするプロジェクトが、ロシア発のシンジケーター(Cindicator)です。

シンジケーターの概要

前述のような人間の知と機械の知の融合を、シンジケーターは「ハイブリッドインテリジェンス」と呼んでいます。ハイブリッドインテリジェンスでは、ある分野における専門家の予測を大量に収集してビッグデータを作り、そのビッグデータをAIの数学的メカニズムやアルゴリズムを使って、分析・解釈することにより、人間知・機械知のみによる予測よりもはるかに精度の高い予測を生み出します。

例えば、投資アナリストが市場や企業についての予測を立て、それらの予測が大量のデータとしてシンジケーターのプラットフォームに蓄積されます。蓄積されたデータを、今度は機械が過去の市場データなどを用いながら分析・解釈します。

メリットとしては、アナリスト予測のビッグデータに機械による分析を取り入れることで、科学技術に基づいた客観性の高い予測を効率的に行うことができることが挙げられます。こうしたアナリスト予測は、シンジケーターが提供するブロックチェーンにひも付けられたモバイルアプリを通じて、分散的・広範に収集されます。

ちなみに、シンジケーターは2015年にすでにモバイルアプリをリリースしています。

Cindicator(シンジケーター)のモバイルアプリ
このアプリでは、投資に関する質問に答える形であなたの予測を送り、その正確性についてフィードバックをもらうことができます。ICO以降は、このように予測を集めて集合知を形成する機能に、機械知による分析を加えることで、実際の投資判断に役立つデータを提供する、ICOの評価をするなど機能を拡張していく予定です。

シンジケーターアプリのダウンロードはこちら

https://cindicator.com/platform

シンジケーターのエコシステム

Cindicator(シンジケーター)のエコシステムとは?

シンジケーターのエコシステムはトークンであるCDNを媒介として構築されます。CDNトークンの保有者は、シンジケーターのハイブリッドインタリジェンスによって出された市場・仮想通貨市場のインジケータ、ICOの評価・市場の分析・投資家のポートフォリオ分析などの分析製品にアクセスすることができます。

こうした情報へアクセスする方法としては、メッセンジャーによる情報配信・モバイルアプリ・APIへのアクセスなどが想定されています。

そして、ハイブリッドインテリジェンスの核となるのが、アナリストによる予測データです。アナリストはモバイルアプリの質問に答える形で予測をシンジケーターに送り、予測を提供する対価としてCDNトークンを受け取ります。CDNの報酬額は、アナリストの予測の正確性によって変わってきます。

シンジケーターのトークンセールについて

シンジケーターのトークンセールは2017年9月12日から10月12日にかけて行われます。シンジケーターはERC20トークンで、トークンセールでの購入はイーサリアムのみで可能です。
シンジケーターのクラウドセールに一般公開はありません。すべてホワイトリスト制になっています。ホワイトリスト制というのは、審査を通過した人がホワイトリストに追加されていき、順番に内定を得て、割り振られた順番に購入する方式のことです。
具体的な審査内容は、

・LinkedIn(リンクトイン)のアカウント
・ツイッターのアカウント
・シンジケーターのどの製品を利用したいか
・シンジケーターについてのビジョン・エコシステム構築のために何ができると考えるか

以上の内容を英語で送信し、審査を待ちます。
審査を通過した人はTier1〜Tier4に分けられ、自分が割り振られたティアでセールに参加することができます。

その他の詳細は以下の通りです。

キャップ:1500万ドル

レート:1CND=0.01ドル

トークンの分配:

75% トークンセール

20% シンジケーター法人

3.8% アドバイザー・パートナー

1% リワードプログラム

0.2% 予測者

 

資金の使用配分

55% 開発・オペレーション

20% ハイブリッドインテリジェンスポートフォリオ

10% マーケティング・ビジネス開発

5% リーガル

5% リザーブ(リワード資金)

5% 買収・パートナーシップ資金

シンジケーター(CND)が買える取引所は?

2018年1月現在、シンジケーターのCNDトークンが買える主な取引所はBinance(バイナンス)となっています。
バイナンスはCNDの他にも240種類以上に及ぶトークンを扱っているため、今後成長が期待できるプロジェクトに投資したいと考えている人は、ぜひBinance(バイナンス)に登録しておくことをおすすめします。

 

まとめ

シンジケーターは、CDNトークンを媒介とした経済圏を分散型のブロックチェーンプラットフォームに構築することで、多様性に富んだアナリスト予測を国境を越えて広範に収集できるということ、収集したビッグデータをアルゴリズムによって分析することで、先の読みにくい市場の分析・投資判断をより高精度の科学的手法で効率的に行うことができるという2つの点で、非常に興味深いプロジェクトです。

すでにアナリスト予測を集めるためのアプリがリリースされ、ICO終了後の11月にはインジケータ、指数、分析結果、ICOの評価、集合知のプラットフォームのブラウザ版のリリースが予定されています。2018年以降もさらなる機能を実装していく予定のシンジケーター、ICO終了後も目が離せません。

 

※仮想通貨(暗号通貨)の投資にかかる最終決定はご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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