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マイニングソフトが17万以上のデバイスに不正インストール

2018.08.13
不正インストール

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先月、仮想通貨のマイニングに関するサイバー攻撃がブラジルで発生しました。

170,000以上のデバイスに影響

セキュリティサービスのTrustwaveによると、Mikro Tikルーターに対してサイバー攻撃が行われ、170,000件のデバイスが被害を受けたと報告しています。

攻撃に使用されたソフトは、日本国内でも問題視されたCoinhive

今回の事件は、Coinhiveが悪用されたことになります。

ハッカーは、Mikro Tikルーターに対して攻撃を行い、デバイスに不正にCoinhiveをインストールし、Coinhiveを介してマイニング報酬を受け取っていたようです。

Trustwaveの対応

Trustwaveはこの問題に対し、マイニングのマルウェアを検知するツールを開発することを発表しています。

さらに、Trustwave社のSimon Kenin氏は、可能な限りすぐにMikro Tikのデバイスの改良が必要であると意見を述べており、今回の攻撃の深刻さを強調しています。

まとめ

近年、ハッカーがランサムウェアからマイニングへと移行している傾向があると、Kenin氏は述べています。

また、不正マイニングは、サイバー攻撃全体の32%を占めており、被害が拡大しています。

今後、不正マイニング等への対策が必要になってくるでしょう。

 

参考サイト
“https://www.coindesk.com/attacker-installs-crypto-mining-malware-on-more-than-170000-devices/”

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