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ベトナムでマイニングツールの輸入禁止後も被害相次ぐ

2018.08.15

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ベトナム国立銀行(SBV)が7月上旬からビットコイン及びライトコインのマイニングツールを国内に輸入することを企業及び個人に対して、一時的に禁止していることが分かりました。

現地報道局によると、仮想通貨界史上最大級のイニシャル・コイン・オファリング(ICO)に関する今年4月に明らかになった詐欺事件で推定3万2000人のベトナム国内投資家らが総額で6億6000万ドル(日本円にしておよそ38億8000万円)騙し取られたといわれています。

ベトナム政府の輸入禁止の取り組み

ベトナム政府はマイニングツールの輸入を禁止することで国民を仮想通貨詐欺から守るということや、仮想通貨により複雑になっていた通貨管理システムを公式通貨を主とするシンプルなものに変え、通貨流通を改善することを狙っています。

ホーチミン市税関局によると、ベトナム国内で2017年のビットコインおよびライトコインのマイナーの総数は7000人を超えるまでに急増していたといわれています。その一方でハノイの税関当局では190人のビットコインのマイナー、350人のライトコインのマイナーがインポートされたといわれています。

また、昨年の輸入マイニングツールの総台数9300台に対し、今年に入って4月までの間に国内に輸入されたマイニングツールの総数は6300台以上に上っていることが分かっています。それらのうちの3000台以上はたった4社によって輸入されたといわれています。

投資家らを襲うマイニングによる詐欺被害

ただ、マイニングツールの輸入が禁止されてから1か月も経っていない7月下旬にも、ベトナムのマイニング企業、スカイマイニングの最高責任者レ・ミン・タム氏が推定総額3500万ドルを持ち逃げし、失踪したという事件が地元メディアのベトナムエキスプレスによって報道されました。

タム氏は投資家に資金の返還、その後破産することを予定していました。しかし、投資家が確認したときにはスカイマイニングのホーチミン市の本社はすでに撤退していまいた。タム氏は姿こそ見せてはいませんが、7月25日にフェイスブックを通して、投資家らに対して会社の収益が低下してしまったことを説明の上、謝罪を述べていました。

この詐欺事件の被害者のうちの20人は、地元の警察に被害届を申し出ています。

このように、仮想通貨は各国の政府によりしなければならないほど注目度が高まっています。ただ、利用者の増加と悪質な詐欺の数や規模には相関関係があるので政府の規制に関わらず仮想通貨の管理、取り扱いには注意が必要です。

参考サイト
“https://cointelegraph.com/news/cryptos-see-widespread-green-but-total-market-cap-remains-close-to-3-month-low”
“https://jp.cointelegraph.com/news/vietnam-pincoin-ifan-icos-exposed-as-scams-that-allegedly-stole-660-million”
“https://news.bitcoin.com/vietnamese-bitcoin-mining-rigs-ban/”
“https://jp.cointelegraph.com/news/vitalik-buterin-said-zcash-is-cool-at-twitter-conservation”

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