あと2年ほどでビットコイン25万ドルのTim Draperの大胆予測は現実となるのか
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ここのところ横ばいのビットコインに、単なる後退の動きと一刀両断するアナリストもいます。しかし、ベンチャーキャピタリストのティム・ドレイパー(Tim draper)は、今後2年の2022年までにビットコイン価格は250,000ドル(約2720万円)に到達するという予測を以前からしています。
間もなく2020年を目前とする年の瀬に、Fundstratのトム・リー(Tom Lee)が2020年の展望を述べるためにCNBCのFast Moneyに出演し、この25万ドル予測についても考えを示しました。
Could #bitcoin hit $250,000 in the next two years? @BKBrianKelly and @fundstrat's Tom Lee help us break down longtime venture capitalist Tim Draper's bold call. pic.twitter.com/dGW4nJL86f
— CNBC's Fast Money (@CNBCFastMoney) December 20, 2019
(出典 https://twitter.com/CNBCFastMoney/status/1208047514236203014)
彼はティムの予測する価格に達する時期については、金から暗号通貨へとシフトする資産保存の世代間の違いによるもので、ちょうどその世代交代によるトレードの変わり目の次期と一致すると述べています。
また、24か月以内に達成しうるのかは明言していませんが、5年かかったとしてもそれは驚くべき大きな成果だとコメントしています。
25万ドルに達するのはBTCのこれまでの軌跡どおり
一緒に出演していたBitcoin のテレバンゲリストのブライアン・ケリー(Brian Kelly)は、最近の急落にもかかわらず今年非常によいパフォーマンスを発揮していると評価しています。
さらに過去のチャートから説明して、順調に成長しており、このままいけば予測通りに2022年か2025年に25万ドルに達したとしても、それはビットコインがこれまでに取ってきた軌跡から外れていない、と示しました。
そしてその際の時価総額はざっと4.5兆ドルとなり、金の時価総額の半分に当たると付け加えて、
「ティム・ドレイパーはこう考えていると思うのですが、私にも確かにその見解があり、ビットコインは金からマーケットシェアを獲得するだろうと思うのです。それで、もし今後2年で50%のシェアを獲得するとしたら、彼の大胆予測はそれほど的外れではありません。」と、述べました。
相変わらずボラティリティの激しさは否めませんが、長いスパンで観察すると非常に安定して成長しているように評価されているのも頷けます。
予想に対する成果のみならずビットコインが時価総額を金と争うほどの価値保存となり得るのか、長い目で成長を見届けていくのも楽しみです。